みなさん、お久しぶりです。
昨日、やっと富岡に行って来れました。
松ちゃんには着く早々「コロナで大変だったべ!(来れなかったべの意)首都圏はひどいもんな」と言われました。
この日、自分はドジってデジカメ充電してバッチリだと思っていたら、メモリーカードを入れ忘れて今回は携帯で撮る羽目に。。。見ずらい写真(サイズが揃ってない)でごめんなさい。
ヤマに草を与えますがヤマは「こんなのいらん」と食べませんでした。(笑)
昨日の富岡は夏日でした。
第2の牧場の餌やり場は涼しくて本当に助かりました。
田んぼの稲も順調に育ち、来週26日に稲刈りする日を決めるとのことでした。
メディアの取材が入るかもしれないけど、その日に顔を出したいなと思っています。
帰りがけに松ちゃんが「そこの本、ちょっと見てみて」というので見てみたら「松ちゃんが漫画で紹介されてる~」でびっくり。
フランスの方だと思いますが本と一緒に同封された手紙には、松ちゃんの震災後の生き方にとても強く感銘を受け今回、本を作らせていただいたとのこと。
タイトルはNAOTO。
東日本大震災と福島原発事故後の松村直登の生きざまを書いてくれたのだと思います。
本自体はしっかりとした厚みのある本で、つくりの良い本で嬉しかったです。
何章かに分かれて書かれていました。
原発事故前の作品が第1章、第2章から事故後の物語になっています。
これは富岡駅前を縄張りにしていたボスダチョウの物語。懐かしいです。
松ちゃんが捕獲して自宅で保護しようとしたのですが、それに失敗してしまい「俺を捕まえて焼き鳥にする気か?」とボスダチョウが怒ってバトルに発展。その日以来、ボスダチョウは松ちゃんの軽トラを見れば追いかけ回すようになり、松ちゃんはボスダチョウと戦う羽目になったのです。
戦績は3度戦うも全敗の松ちゃんです。お尻にダチョウのキックをまともに受けて皮膚は裂けて血は出すし、おなかにもボディブロー受けて傷があったなぁ。松ちゃんが車から降りてこないと、こん棒のような骨の足でトラックを蹴られトラックはボコボコにされるし、車から降りなきゃ運転席のガラスを突かれ割れる寸前まで追い込まれたし、松ちゃんは外に出て戦うしかなかったのです。
それにしても本当にボスダチョウはすごかった。
鉄人の松ちゃんも「あいつは強え~、あのしつこさは半端でねぇ~」って言ってたもん(笑)
この本は福島の原発事故と他県の津波の被害が一緒に書かれているようでした。
ゆっくり読む時間もなかったのですが、初めて見る人にはどうなのかな。。。
これは本当の話です。
誰もいなくなった富岡町でのワンシーン。
真夏の炎天下の中、残された犬や猫の餌やり、水やりを朝から晩までくたくたになりながらやっていた松ちゃん。
「このままじゃ、暑さでぶっ倒れっちまう」と誰もいない町の中を流れる川で体を冷やすため、すっぽんぽんで水浴してたんだ。(笑)
これ、本当にやった人だけにしかわからない熱波地獄の餌やりと水やりです。
僕はこの絵に感じるものがありました。
富岡町中央商店街の風景ですが秋に行われるえびす講祭りにはよく行ったのです。
今では解体された店が多くこの姿はありません。
只々、懐かしいです。
本の中にはいろいろなエピソードがありましたが全部は書ききれませんのでこのくらいにします。
当の本人は漫画で紹介されているのを驚いていましたが漫画なら子供も読みやすいから良かったかも?
近く稲刈りの日に行こうと思っています。
もう、コロナ騒ぎ終わりにしてほしいですね。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。またお会いしましょう。
フランスの方の漫画?フルカラーできれいな絵ですね。
商店街の風景は、行ったことがない私もしんみりしてしまいました。ダチョウとは壮絶なバトルがあったのですか?そこは知りませんでした。
ときぶーさんはまた富岡に行かれるとのこと、どうぞ宜しくお願いします。
私の住む千葉県にも福島から避難された方がいて国と東電を相手に裁判をおこしています。「故郷を返せ」まさにこの言葉に集約されています。事故が起きたら元に戻らないことはわかっているのに、国や立地する自治体は運転を求めているってどういうことでしょう。
ドイツではメルケルさんがいよいよ辞めてしまいますが、福島の原発事故後の原発政策の路線変速かった。アベ首相にもずいぶん提言していましたね。
すみません、長くなってしまいました。
まっちゃんに宜しくお伝えください。そしてときぶーさんありがとうございます。
池田