夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

蝶になり羽ばたくなら

2022-05-22 23:01:43 | つれづれ
あるお客様とのメールのやり取り

私はその方の努力や

目に見えない様々なご尽力を知りました。

ああ

ああ

私は自分の創作を誇りに思わなきゃと想いました。

涙が出てきました。



雷鳴が轟き

激しい雨が降ってきました。

ふと工房が心配になりました。

でも

大丈夫。そう想ったのです。



本当に

急な雷雨

まるで夕立のような。



昨日はまた地震でした。


人の勝手な行いも

許されざる事も

包括してその存在を認めている地球。

そんな中で

少しでも人々のお役に立てることをと

日々努力されてる方々がおられるのです。

ああ

私の小さな行いなど

取るに足らないことかもしれない。

それでも

その方の言葉の中に

「空間を浄化する音色」とありました。

私はその言葉に涙が止まりませんでした。

これからももっともっと

表現し奏でる存在を作りたいです。

私の天職であるならば

木の調達とか難しくても大変でも

やらねばなりません。

それは天職のための

義務ではなくて

望みなのだと想いました。


私の喜びなのだなあと想いました。



簡単にできるわけなんかない。

そんなの当たり前だ。(笑)

一足飛びに何ができるでしょうか?

少しずつ少しずつ

止まってるみたいでも

人と比べないで

愚鈍でも

自分のペースで歩んでいく。

人々の心をあたたかく懐かしく

そして

なんとも言えないエネルギーで包み込めるように

母性の塊みたいな

そんな作品にしていきたい。


本当に

空間を浄化するような音色でありたいです。

涙が止まらなくなりました。



泣いていたら

英彦山の

大山レンゲの花の写真が、来ました。



こんなハートのパワースポットの写真も。



今夜は泣けてきます。



雷鳴と大雨とピカピカは知らない間にやんでいました

心にへばり付く汚れを、

流してくださったような気がしました。



孫娘が

蝶の幼虫を育ててると。

蝶の飛び立つ日を夢見て育てなさい。

どんな芋虫も

凄まじい変化を蛹の中でするのだ。

一旦作り上げた身体を溶かし

そこに一体どのような雛形が存在すると言うのだろうか?

誰が決めた法則で再構築するのだろうか?

ああそれならば

私も蛹となり

蝶になりたいと想いました。

これまでの養分を

芋虫だけれども真摯に生きて

そして蛹となり再構築して

蝶のような表現に行き着きたい。



虫めずる姫の孫娘。

蝶をよく見て

いつかあなたも羽ばたきなさい。

頑固で強気で泣き虫で

負けず嫌いで甘えん坊さん。

あなたもいつか蝶のように羽ばたきなさい。

ばーも

羽ばたくわよ。(笑)



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いちごの日

2022-05-22 10:43:33 | つれづれ
昨日半日で作業投げ出してしまいましたが

箱が間に合わない

木が間に合わない

そのフラストレーションもありました。

必要以上な大きな箱には入れられないし。(笑)

木も一昨日ようやく準備完了。

そりゃ追加間に合わないわ。(笑)

頑張っても無理な事があります。

絵の具で描くならすぐにできますが

木は準備して製材も必要。

箱も嵩が高くて大量発注は無理。

今度色々相談しよう。

サイクルとして成り立たなくなってきました。

最低巡回個展の間隔はひと月は必要だなとわかりました。

木の準備がとても間に合いません。

木の準備と言っても

別にすぐに使えるものがやってくるわけではありませんから。

木や材料豊富にいつでもあるなら私はストレスフリーでできますが

そんなのできない。(笑)

スペースも難しい。

仙人みたいに

大きな倉庫の中に木が森のようにストックあるならいいけど

私は今のところそんなの無理だし

新工房もそこまで広い場所取れません。

木の倉庫を別に借りなくてはならなくなりますね。

製材や発注が常に管理されてるならどんなに楽でしょうか。(笑)

表現したいという事に特化していますから

サボるなサボるな。



集中時間ただいま一時間。

まだ普段に戻れてない。

普段なら3時間ぶっ通しでも疲れない。

回復するまでは

ギアはローのまんまだな。



大作つくりたいもの山程あるけど

とにかく大作ほど木が必要なので

大量の部材準備だけでも恐ろしく時間かかります。

もちろん休み無しでしてます。

息抜きランチとかありえないです。

それくらい情熱捧げてますが

もっともっと表現を深く広くしたいから

とてもとても

悩ましいなあ。

でも、これって

幸せな悩みだと想います。

本当にありがたいことだ。

自分の表現についてここまで焦ったり

やりたいと懇願するくらい。

それはもう

何よりの幸せなのだ。

こんなに人生かけていいという事に巡り会えたこと自体

奇跡だなあと想うのです。

私はその感謝だけは

そこに導いてくださった人生の節々に出会ったいろんな皆さんに対する感謝だけは

決して忘れてはいけないなあと想います。

それだからこそ

やめないし

その感謝があるからこそ

巡回できるんです。

当たり前に想う気持ちになったら

作れないとかやれないと弱音吐くかもしれません。(笑)

感謝が溢れている間は

やめないし

進化したいと思うんです。

嬉しいし。

ありがたいし。

こんな奇跡みたいな今に繋げてくださったいろんな人々に感謝を表すのは

私が作家として

喜々として表現していくことですね。(笑)

ありがとうございます。


今日は22歳で結核で亡くなった叔父の命日。

「ぼん(おじ)に、いちご備えてほしい」

亡くなった祖母はいつも命日にそう言ってた。

温暖化で露地物いちごは終わったなあ。(笑)

何か探して来よう。

大学進んでも特待生でも就職決まっても

病には勝てなかったんだ。

絵描きになろうとしても

技術者に、なろうとしても

研究職に決まっていても。

父の兄姉弟妹たちはほぼ結核で亡くなった。

みんな18歳から24歳くらいで。

私は不思議なくらい丈夫な身体をもらい

こうして表現することを許されてる

これを感謝しなくて何なのだろ。(笑)

幸せだなあと感じます。



ありがたいですね。



よーし。いちご探しに行こっと。(笑)




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ゆっくりゆっくり

2022-05-22 06:48:29 | つれづれ
和歌山終わったら

一度ゆっくり休みましょう

ちょっと限界値超えました。(笑)

休んで土いじりしたいな。

新工房の、看板も作りたいし。

3日ほど休みましょう。

作業して

休んでるつもりの画廊でも

やはり気持ちは張っているので

そういう時間取らなきゃバランス取れないなあ。

眠れなくなるのは信号。

そろそろ限界値だよと。

好きなことして過ごしたいなあ。

定休取りにくい私のようなタイプは

3日ほど作業から離れることは大切かもしれません。

みんな案外

うまく休んでる。

気がつくと私は

人には休めと言うくせに

休む余裕さえありませんでした。

新工房行くと休めると、思うかもしれませんが

今はまだいろんな段取りで必死ですから

決して穏やかに休めるという段階ではありません。

土いじりや花を手入れすることは

私にとってはすごくストレス解消になるし

新工房で一番楽しみなのは

自分の庭を少しずつ整備していくこと。

実用的でないのはおるごーると同じだが

自分の精神の解放は

自分でしないと

作品は作れない。

情熱あるなら余計に

緩める時を必要としますね。

緩急を

もっとうまく。



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雲の中で

2022-05-22 00:41:35 | つれづれ
雲の中で

ただ

精神の真ん中だけがクリアである

その精神のエッジが立ち

その鋒は

ゴワゴワした上着を破る



雲の中で

私はただその上着を脱ぎたいと想っただけなのだが

エッジの立つその心の鋒は

服を脱ぐにも不便で

その鋒を私は折ろうとするのだけれど

激痛を伴うため折れないのだ。



あとはその上着をハサミで切り裂くことを考えた

しかしそうすれば肌寒いとき、その、しっくりする上着を二度と着ることはできなくなる



方法はある

雲の中で考えた。


心の鋒を折る

折る

激痛を伴おうとも

それさえ折れば

上着を脱いだり着たりできるのである。



雲の薄くなる日には

雲から出ることも可能になる。



心は一時的に血を流すかもしれないが

鋒を折ることにした。


私は今

鋒を自分の手でしっかりと掴んでいる。




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