夢で
このみちゃんが
ここは開けてはいけないと言われてる扉を
広い屋敷の中で迷子になってしまい
間違えて開けてしまった。
屋敷をある男が訪ねてきた。
男は馬を連れて行く馬喰(ばくろう)だった
その開けてはいけないと言われてる部屋の中にはしめ縄が張ってあり
中には小さな仔馬が1頭
私はこのみちゃんが
馬喰に狙われる❗
といったので
小さな仔馬を
赤ん坊の産着のようにくるみ抱き上げた。
男が近づいたとき
「赤ん坊か?」
と聞かれたので黙ってうなずいた
仔馬の心臓が早く打つのがわかったので
私は外に出て
仔馬をまるで人の赤ん坊のように抱いて逃げた。
途中仔馬は泣いた
私は馬であることがバレてしまうのではないかと恐れて
なぜか仔馬を泣きやませるために乳を飲ませた
人間の赤ん坊と同じように与えた
自分の子どもたちのことを思い出すとなぜか涙が出てきた。
この子をお守りください
と
神様に一心にお願いした。
途中車が暴走してきたり
人が近づいて来たり
いろんな危ないことがあったけど
何とか馬喰から逃げた。
やっと安心できる場所についたとき
産着から降りた仔馬は
自分で歩くと話した。
大丈夫?というと
こちらを振り向き
大丈夫と一言言葉のようなものを話した
よろける脚を苦労して立ち上がった仔馬は
駆け出して
何度かこちらを振り返りながら
駆けて駆けて
丘から空に向かい飛んで行きました。
私はなぜだか涙が出てきました。
無事で天まで上がってほしいと祈りました。
小さな貝殻に入った何かを2つ馬がくれたので
このみちゃんに走っていってそれを見せて
このみちゃん、このしめ縄はもういいよ。天に帰ったから
というと
このみちゃんが
よかった。といい
二人で貝殻を一つずつ開けたら
得も言われぬ香りのする香油でした。
それをそっと指に取り
私は襟に塗りました
全身いい香りに包まれました。
香り付きの夢を見て
起きて
不思議な気持ちでした。
あの仔はもう
天についたかなあと想うと
目覚めてからなぜか涙が出てきました。
夢だったのに
いっとき母のように抱えていたあの重みを腕が覚えていて
抱え方が難しくて。重くて。
何だか涙がいっぱい出ました。
本当の、親のもとに行ったのだなと
涙がいっぱい出ました。
変な夢でした。