夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

和歌山近鉄美術画廊

2022-05-11 23:17:25 | おしらせ




さて

作品たちはこのあと

和歌山近鉄に巡回いたします

2年に一度伺っておりましたが

昨年に続きまして

今年も参ります。

私はちょっと

注文初め

カノンさんの準備など色々ありますので

土曜日から伺います。

和歌山の皆さん

また、大阪南部の皆さん

またお会いいたしましょう。
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雲の向こう

2022-05-11 16:37:23 | つれづれ
雲の向こうに

知らない世界が広がっているのではないかなぁと

彼女は想っていました。

彼女は面白おかしく話すことが大好きで

私は元気なのよ

が口癖だったのです。



けれども本当は

明るく元気にしていなければ

誰も話しかけてはくれないという

おかしな概念に囚われてしまい

もう既に飽和状態で

がんじがらめでありました。

弱音を吐けば話をしてもらえなくなる

そんな不安が

胸の中に広がり

おしつぶされそうでありました。



本当は

誰かに弱音を吐いたり

涙を流したりしたいのでしょう。

毎晩毎晩

彼女は胸の内を話している夢を見たのですもの


彼女は河口近くの突堤の先に一人で座っていました。

海の上に広がる雲をじっと見つめながら

心を空っぽにしたいと佇んでいるのでありました。


雲の向こうはきっと

輝く世界か広がっているのかしら?

誰に言うわけでもなく

独り言を言いました。



雲は返事をしてくれないけれど

彼女はうっすら笑みを浮かべながら

立ち上がりました。


そんなに強くなんかないんだわ


ひとつのつぶやきを海の泡に残しました。


彼女の想いは

形になるのでしょうか?


雲は風に流されて

色んな形に変化していました


人は皆

色んな事をその胸に抱えながら生きていますが

雲や風や波や

木々のきらめきは

そんなとき

心の中の澱を

流してくれるのかもしれません。

彼女はきっと

雲の向こうの何らかの世界を

見つけていけるでしょうね。





しかし

この物語

何のおるごーるが合うのかな?(笑)
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ありがたさ

2022-05-11 14:45:21 | つれづれ
かなり前に

依頼されて各教室に飾られてる保育園の作品の

修理依頼がきました

明日午前中走ることにして



長く楽しんで頂き

園の移転があっても飾ってくださることに感謝しかありません。



早朝

行程表を新しくしました

各予定にもっと楽に対応できるよう書き換えたのですが

うまく行きますかどうか。(笑)


まだまだ対応遅くていけませんね。

しかし無い知恵を絞り

色々工夫すると

「わあ♥️私もしかして若返っちゃうかも☘️」

と、

厚かましさがよぎる今日このごろ。(笑)

厚かましさ増えるのは

おばさんゆえなのですけどね。



妙に楽天的な最近です


こうしてお茶休憩のときに書いては気分持ち直して気合を入れておりまする。


さて

ただいま船を仕上げ中。

これはまだ現代方舟ではないのです。

別の作品です。(笑)

もっと緻密に

もっと物語が深まりますように❗
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ロールとディスペンサと

2022-05-11 10:35:59 | つれづれ
ちょっと裏に行っていたら

プチプチが玄関にドーンと置いてありました。(笑)

コロナでハンコ要らないから

なんとかなりますね。(笑)

しかしわずかな時間に来られるとはなかなかすごいタイミング。

新工房にこういう梱包材も保管せねばなりませんね。

かなりの大きさです。

120✕40センチのロールが大体2本ずつきますね。



家の中

こういったものに占領されてしまうので

収納だけはきちんとしておきたいです。

頭使わねばならないわ。(笑)


ひらめいて

新工房で

これを設置できる大型のディスペンサ作りたいと想いました。

安価な材料で丈夫な便利なものを作りたい。

しかもあまり場所取らないもの。

箱のサイズにより切り出し寸法は決まっているのですから

そこでいちいち頭を使うことなく

誰でもカットきれいにできるディスペンサみたいなもの作れたら面白いな。

昔大型フィルムの、ディスペンサ作ったことありましたけど

あれは自動電気カッターを取り付けたので

サイズ入力したらそのサイズで自動的にカットできるものを機械発注して作ってもらいました。

40年前、そんなのなかったし

コンピュータ制御もない時代。(笑)

半分アナログだ。

機械やさんの職人仕事でした。(笑)

ポリエステルフィルムを簡単にカットできるシステムで

カッターの刃の交換可能なものにと考えました。

これは企業の中に組みしてたので予算組んでもらったのと

費用対効果の計算をしたから可能でしたが

採用されて社長からた~くさんお金もらいました。(笑)いい時代だな。

今のアナログ超絶作業ではそんな高価な予算要らない。(笑)

箱により寸法メジャー当てられるシステムできないものかなあ?

また新幹線の中や船の中で色々構想を、書かなくちゃ。

この、ディスペンサを例えば工房の片隅に設置すれば

ワンロールはディスペンサに取り付けられるし

もうワンロールをその横に保管しておけばよい。

カットの手動で切るにしてもまっすぐで美しく切れるガイドは必須で

この手動カットのガイドとカットが早く美しくできるシステム(というほどじゃあない)できれば

楽だ。(笑)

もちろん市販で似たようなプチプチディスペンサはすでにあるけど

私のロールは業務用で分厚く重い。

それを改造する手もありますけど

色んな選択肢を用意しておこう。

カットするサイズの目安ルーラーを何かで作ることはできる気がします。

ストレスを緩和するには創意工夫が一番です。

よーし

考えよっと。(笑)

こんなことにワクワクできることに

本当に嬉しく想います。

楽しいなあ。☘️☘️☘️☘️☘️

さて

それは新幹線や船の中ですることだ。

今は次々と浮かぶ物語を作品にしていこう。

そっちが先だ。(笑)
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燕の目

2022-05-11 10:12:51 | つれづれ
燕は川の上を滑空しております

それこそまるで曲芸のような勢いで

男は黙ってそんな燕の飛ぶのを見つめておりました。



虫がいるのだな

男は想いました

あの小さな身体を小さな虫で保っているわけなのか

男はつぶやきました




どこからか渡ってきて

どこかしらに渡ってゆくのだ



ふと想いました

広い海峡を渡るのか?

どれくらいの速さか?

時間は?

休憩地はあるのだろうか?




彼らの旅支度はまさに

食べて飛んで体力を作ることだけなのだろう

あの小さな身体で

翼で

海を渡ってゆくのか



男は燕に聞きました

「君の目に映る海の上の世界はどうなのだろう?羅針盤は昼は太陽、夜は星と聞くが君の目で空を見上げることは飛びながらできるのかい?雨や曇の日は?それとも体内に組み込まれている何かがあるのかい?」

その時男は突然目を閉じました


燕の目

燕の目

海を渡る燕の目。



男の脳裏には

海の上を飛ぶ燕の見る世界は

広がったのでしょうか?



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