冬場は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/45/b9311a9e0d805cfe3fc78ddf3daec35a.jpg?1680341316)
工房と母屋の間は
まさしく「風の通り道」でして
春になり風は収まり
日がさしてあたたかくなると
今度は
ブブブブ〜
ブブブブ〜
クマバチ
ミツバチ
アシナガバチ
交通整理しなきゃいけないくらい
私が工房と、母屋を行き来するとき、よくぶつかるのがクマバチ。
痛っ。あんた、ちゃんと前を見て飛んでくださーい❣
と、ついつい声を出す。
アシナガバチの、奥さんは巣作りしようとあちらこちらを視察中
洗濯機置いてある脱衣場の何と網戸の内側に小さな巣を発見!
換気するたび刺されそうなのでお留守の間にピキッと取りまして
そこに殺虫剤つけて巣を作らないよう予防線。
羽音にはとても敏感になってますが
一番嫌なのはスズメバチですから
姿を見たら撤退的に周りに巣を作られないようしなきゃ。
水路にオニヤンマのヤゴでもたくさん飼いたい気分ですが
周りで除草剤使われるとトンボはだめです。
私は使わないようがんばって草引きしてますけど
あの、薬剤は本当にヤゴやゲンゴロウ、タガメ等をいなくさせました。
ゴルフ場の除草剤や農薬然り。
ホタルも激減。
水路はただの水たまりと化して
私の子供の頃
カワニナ、ヤゴ、メダカ、ゲンゴロウ、タガメ、ホタルの幼虫、アカハライモリ、サワガニ等豊かな水路の生き物たち、
ちょっと奥にはオオサンショウウオも京都にはいました。
鴨川の源流近くではよく見かけました。
子供の頃に川に入ると必ずいた彼らの姿は今はもうほとんど見られず。
山から流れる川に流れ込む小さな水路の中にも物語がありました。
懐かしいなあ。
私は保育園も幼稚園もクビでしたから
毎日山や川で遊び、父が作ってくれた画板持ち、折りたたみ椅子を好きなところに置いて絵を描く。
そんな毎日。
木の枝を削ったり、葉っぱつなぎ合わせたり。
時々山の粘土で陶芸の、真似事したり。
石に絵を描いたり。
毎日毎日がそんな楽しみでいっぱいでした。
カニに話したり
虫たちに話したり。
私の中でいろんな物語がありました。
楽しかったなあ。
アスファルト舗装されたら今度は蝋石で道路一面に絵を描くのです。
家の石段に続くくらいの大作!
歩道の端から端まで、永遠に続く町を描いたり人を描いたり。
お花屋さんから飛び出したお花たちが歩いている絵を描いたり。
毎日毎日がワクワクしてました。
学校に行くとちょっと勝手が違って慣れるのに苦労しましたが。(笑)
ずーっとずーっと絵を描いていられたらどんなに幸せだろう!って考えてました。
飽きなかった。
いくら描いても描いても尽きることのない世界。
嬉しくて嬉しくて。
高校に入り絵が描けなくなってからは白紙のような毎日でしたが
紆余曲折経てやっぱり何かを表現する世界に戻りました。
まわり道したけどそれもまた良かったんです。
人と同じ歩み方でなくていいんですよね。
それで繋がったご縁もたくさんたくさん。
ありがたい!
今朝帰ったときに歩いてきたきなこに話しました
「あのさあ、あんたに出会ったのも何かのご縁よねえ。」
何言ってんだ?みたいに顔を見られましたけど。
「あんた、私が留守してるとき、花壇にシロが入ってオシッコしないように見てなさいよ!」
わかってるのかわかってないのかじーっと顔を見てました。(笑)
まあお花たち枯れてないからシロも粗相はしてないかも。
見つけたら追いかけ回す私にシロももうくたびれてるかもです。
アシナガバチの奥さん達にはホントに油断なりませんけど
巣を作らないよう目を光らせなくては!
アシナガバチの赤ちゃんの顔は実は
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こーんな顔してます。
口は小さくて
つまようじの、先をスプーンみたいにして砂糖蜜作って口元に持っていくと
な、なんと
口開けるんですよ!(笑)
あまりにも可愛くて思わず育ててしまい
みんなサナギになって
学校から帰ると
部屋中にアシナガバチ飛ばしてめちゃくちゃ叱られた中学生の頃。
馬鹿ですねえ。(笑)
砂糖蜜で育てたらみんな一回り小さくて。
栄養不足だ。やっぱり親蜂は完璧な栄養与えてるんだなあ。
母にめちゃくちゃ叱られました!
中学生の頃の思い出です。🤗
面白かったです。
虫の通り道と化してる工房と母屋の間で
虫の通り道と化してる工房と母屋の間で
そんな思い出を思い出しながら
細かい作業していました。
一人でクスクス笑いながら。