自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の12作品一覧とご購読方法(含無料電子本)

2009-07-17 08:25:36 | 出版

 お早う御座います。

 昨夜(16日)、自治会の盆踊りに関する打ち合わせの前に、読書家から希望のあった自分史大賞入選作を改定して『炎に死す(改訂版)』を急いで出版したと伝えました。早速、購入して鑑賞したいとの嬉しい返事です。また、他の方からシリーズ物は続きですか? との質問を受けました。癌シリーズは癌に関した小説で、夫々が独立した作品で、たまたま戦争シリーズの②と③は続きの形態ですが、別々でも話は完結していますと答えました。

 作品一覧は『物書きネット』で無料で閲覧出来ますが、そこを覗く手間を省くためにここにコピーしました。興味のある作品を鑑賞頂き、コメントを頂ければ作者冥利に尽きますので、よろしくお願い申し上げます。

 お蔭様で、著作12作品を出版致しましたので、ここにその一覧と3種類のご購読方法をご紹介致します。その内、4作品目の『ネガの絆ー歌咲くクラス仲間ー』は電子本で無料にて閲覧出来ます。 

 現在、WEB上に紹介されているのは12作品です。『ホンニナル出版』(受注時、製本配送)サイトの他に、低価格でご愛読頂ける電子書籍掲載を致しておりますので、ご案内致します。本ブログのトップ画面左上に各サイトのリンクを張りましたので、覗いて下さいね。また、友人、知人の方々には、WEB検索で『高木』または『高木徳一』と漢字入力すれば、立ち上げた30社の無料ブログから入れますとご紹介下さい。

 1.『物書きネット』(閲覧のみの電子書籍サイト)
   1棟目の008号室『小説家徳さん』に作品が掲載中です。頁数に応じて、閲覧価格は90円から200円(400字詰め原稿用紙換算枚数550枚の大長編は上、中、下巻で合計360円)の安さ。

 2.『でじたる書房』(閲覧と任意に印刷可にした電子書籍サイト)
     トップ画面左側の著者検索窓で『高木』と入力すれば作品一覧が出ます。閲覧するには、トップ画面左下の『でじたる書房ツール』の『でじブックリーダー』をインストールする必要があります。無料ですから安心してカートに入れてレジに進みます。なお、印刷可です。サイト側の最低希望価格(税込み)は315円以上で、長編以外は315円に設定しました。
 
 3.『ホンニナル出版』(受注時、製本配送サイト)
   記念として、或いは愛蔵書として何時でも読み返したい時、また友人、知人への回覧としてご利用下さい。『ブックストアで本を探す』の項目の『著者別一覧』をクリックし、書籍検索で『高木』と入力すれば作品一覧が出ます。

 それでは、12作品の題名、400字詰め原稿用紙換算枚数、『物書きネット』、『でじたる書房』、『ホンニナル出版』の税込み価格を順に表示し、また作品の紹介を記載しました。  

 
 第1作目:『北京の月季(イエチエ)(ばら)』(120枚)120円、315円、1750円
 
 第7回新風舎出版賞の共同出版化推薦作。停年間近のサラリーマンと中国娘の恋と愛のでこぼこ道の行き着く先は・・。北京のカラオケ店で、ホステスの麗梅は自分の腕の火傷を舐め回す信一に心が癒される。信一も彼女の振る舞いに天使を思う。信一は同人誌の佳作を自費出版し、新人賞を狙う。麗梅に創作を手解きするが、これが思わぬ結果となる・・。風習と文化の違いに戸惑いながら、次第に心を重ねていく二人。

 
 第2作目:『愛と死の絡繰(からくり)―北京の月季(イエチエ)(ばら)の増補版-』(550枚)360円、390円、3150円
 
 第25回新風舎出版賞の2次通過の長編小説。停年間近のサラリーマンと中国娘の恋の道。信一は佳作を自費出版後、新人賞を狙う。麗梅に小説創作を手解きするが、思わぬ結果を招いた。文化と習慣の違いに戸惑いながらも結婚し子宝に恵まれるが、インド洋大津波に遭遇して驚愕の事実を知る。また、日中戦争時の叔父の悲恋の相手が意外な人物と推定された。失明の危機など苦境を乗り越えた信一の晩年に待ち構えていた虹色の世界とは・・

 
 第3作目:『生かされて華開く―世界的新薬開発の裏窓―』(180枚)140円、315円、1680円

 第27回新風舎出版賞の共同出版化推薦作。世界的新薬開発のマル秘情報を虚実織り交ぜて執筆。猫背で苛められた少年が、母、母の元恋人、姉、友人に支えられ、製薬会社で新薬開発に奮闘。研究で挫折を繰り返していたが、ひょんな事から諦めていた新妻を迎え、張りが出る。競争者の欝発症や自殺などの辛酸を舐めたが、世界的新薬の開発は成功するのか・・。研究者の0.001%しか成功の女神は微笑んでくれない。

 
  第4作目:『ネガの絆―歌咲くクラス仲間―』(230枚)0円、0円、1880円

 第26回新風舎出版賞の共同出版化推薦作。生老病死の断面をえぐった物語。両国高校から東大に現役合格し、産婦人科助教授に昇進した後、病院経営を成功させた徳夫は、小学校のクラス会を開催し、約50年振りに会った仲間の波乱に富んだ人生を聴いた。幼き頃の友と関わった心の傷が疼く。歌好きな恩師に、送ったネガが生きる喜びを与えた、そのネガの中身とは・・。晩年に忍び寄る黒い陰・・

 
 第5作目:『縁(えにし)の環』(224枚)160円、315円、1850円

 第28回新風舎出版賞の共同出版化推薦作。ゆすられていた所をヤクザに助けられた小娘の波乱に富んだ半生。そのヤクザとの同棲、愛娘との理不尽な別れ、ヤクザの死、新たな恋人の出現を経て、ひょんな事から双子の姉の存在を知る。姉の運命とは・・。愛娘との再会を望み、必死に働く母の願いは天に届くのか・・。小娘にまとわり付いた縁の環が次々と明らかになる。

 
 第6作目:『南無妙物語(心の一滴)』癌シリーズ①(160枚)140円、300円、1675円
 
 第23回新風舎出版賞の共同出版化推薦作。喀血した僧が入院中、妻に鎌を掛けて末期癌を知り、自殺を図るが、未遂に終わる。兄は産婦人科教授でその病棟に居る子宮癌の老婆と白血病の孫娘の存在がすさんだ僧侶の心を徐々に和らげてゆく。無事退院した老婆は寿司を握り、兄弟を持て成す。死期が迫った僧侶は老婆の家で膝枕をして貰う。葛藤を抱えながらも力強く生き続ける登場人物、その葛藤の正体とは・・。

 
 第7作目:『挑戦の座標軸』癌シリーズ②(164枚)140円、315円、1675円

 第21回新風舎出版賞の共同出版化推薦作(短縮版)。大学で恋焦がれた雅美を癌で失った雅彦は癌研究者になった。母と妹の癌発病に、自責の念に駆られる。2人の命の長さは・・。制癌剤の開発は間に合うのか・・。ひょんな機会から雅美似の雅江に会い、紆余曲折を経て停年結婚する。天国からの見合い相手が雅美で、驚愕し、この世で家族を持ってしまった雅彦と雅江の決断とは・・。

 
 第8作目:『希望の確率』癌シリーズ③(300枚)200円、315円、2210円

 第5回新風舎出版賞の共同出版化推薦作(長編)。息子の結婚相手の出現により、過去の封印が解かれた。婚約者を襲った乳癌、希望の確率は零か? 見合い相手の社長令嬢との間で苦悩する誠が仕掛けた罠とは・・。老境期に弱者の心境を噛み締める。バブル期から崩壊までを一流銀行で過ごした誠の波乱に富んだ心の闇の軌跡を重厚なタッチで描く一大ドラマ。

 
 第9作目:『赤い笹舟』戦争シリーズ①(114枚)90円、315円、1470円
 
 老婆は娘と孫娘に付き添われ、兄と夫の遺品を求めて南京市の『侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館』を訪れた。果たして、望みは叶うのか? そこで、日本留学を夢見た少女が日本青年に恋をし婚約するが、日中戦争が婚約者の運命を変えた事を知り、また裕福に育った女医が残留孤児と聞き、戦争が巻き込まれた人々の心身を蝕んでいると痛感する。今後の交流を通じて、隣国同士のささやかな民間外交を誓い合う。

 

 第10作目:『炎に死す(改訂版)』(162枚)170円、315円、1650円

 第1回『鶴』シニア自分史大賞入選作(1998年)の改訂版。彼との絆に縛られた雪絵の運命舟の行方は・・。都会の片隅で健気に生きる雪絵の半生。両親と末妹が亡くなり、生活保護を受けながら婆ちゃまに育てられた雪絵が、中卒後、同期入社の大卒の昇一に出会い、テニスの手解きを受け、頭角を現わす。憧れ、恋、結婚に関する2人の時間差が心のすれ違いを生んだ。部長の娘と結婚した彼は出世の階段を昇る。

 

 第11作目:『いろはにほへと』戦争シリーズ②(108枚)90円、315円、1470円
 
 召集令状一枚で日中戦線に狩り出された剣道場主の長男剣崎鋭介が過酷な体験から狂人と化し、『百人切り』と恐れられる。義弟の憤死、戦友の犬死・・。
戦乱に咲いた中国娘との不可思議な愛と日本人の子を身籠る中国女に対する無礼打ちの際頭に浮かんだ隻眼の妹が人間性を取り戻させる。南京城陥落に貢献したが、時が流れ、戦犯に問われた鋭介の運命は? 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ ・・

 

 第12作目:『ナナカマド』戦争シリーズ③(156枚)140円、315円、1630円

 「いろはにほへと(戦争シリーズ2)」の続き。日中戦争で敵味方の孫世代がひょんな切っ掛けで出会い、愛を育み、紆余曲折を経て、結婚へと漕ぎ着ける。そこには健治の祖父の働き掛けがあった。式場で祖父は京華の祖母にあの時を尋ねる。祖父母の秘められた複雑な過去とは? 陽と陰を引きずりながら、生き続ける人生模様。浮かび上がる戦争による庶民の運命の軌跡・・。日中間の架け橋になろうとする新郎新婦の意気込みが伝わってくる。


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