2017/07/17「カシワデシャンソン」vol.27
海の日。パリと夏と海、を歌う。
そして「見上げてごらん夜の星を」は、最愛の父と、尊敬する永六輔さんに捧げました。
6年前の7月、カシワデシャンソンを聞きに来た父。
皆さん一緒に歌うコーナーで「見上げてごらん〜」めずらしく歌う父の姿があった。
終演後、握手して別れたその晩に旅立つなんて、誰が想像しただろう。
あれっきり歌ってなかった「見上げてごらん〜」
しかも、7月のカシワはあの日以来。
この詞を書いた永さんは、父と同じ昭和8年生まれ。そして去年の7月に旅立たれた。
気まぐれに取り出した譜面だったが、偶然ではなかったのかな。
この歌を歌う意味がじわじわと私の中に広がりました。
天国まで、歌声届いたことでしょう。
第一部、上野、横浜に続いてカシワでの「トリコロール」は、
母のブルーのドレスに、赤のスカーフ、
そこへCoklico作の青ヒナゲシと、美容室ポプラさん作の白い紫陽花を組み合わせて。
第二部は、絞りの着物をくずして母が縫ったドレスに、やはりCoklico作のヒナゲシ。
大好きな画家長縄栄子さんから絵をいただく。
絵の中の歌手、口が大きくて私にそっくり。MERCI.
画家の長縄栄子さんと。そして母と。この二人、同い年!握手してました。