体育祭
甥っ子の体育祭で丸焦げな私。
帽子にサングラス。怪しいおばさんは、
成長した甥の勇姿に見とれていた。
大きくなったなぁ。180センチくらいあるのかな。
誰に似たのか足が長い~。
この子の保育園の運動会、小学校の運動会も見てきて、
今回、中学生最後の体育祭。
感無量。
私は、あなたのおばちゃんで嬉しいよ。
サングラスの中で泣いてました。
photo:久しぶりに食べた母定番のお弁当(^^)
甥っ子の体育祭で丸焦げな私。
帽子にサングラス。怪しいおばさんは、
成長した甥の勇姿に見とれていた。
大きくなったなぁ。180センチくらいあるのかな。
誰に似たのか足が長い~。
この子の保育園の運動会、小学校の運動会も見てきて、
今回、中学生最後の体育祭。
感無量。
私は、あなたのおばちゃんで嬉しいよ。
サングラスの中で泣いてました。
photo:久しぶりに食べた母定番のお弁当(^^)
昨日終演後、舞台袖にお客様。
なんと。
「柏さくら幼稚園」の園長先生!
感動です。まさか、逢えるとは。
といっても、私が通ってた頃の園長先生ではなく、
あの時の理事長先生の息子さんだそうで。
そういえば面影が・・似てますよ!
私は幼稚園の写真を何枚か持って行ってた。
もしかしたらと思って。
ひゃぁ~、ほとんどが白黒写真。
うーむ。歳がバレる。。。
しかし嬉しかった。
訪ねてくださって、ありがとうございます。
今度是非、幼稚園を訪ねます!
この写真は貴重なの。
何故かずーっと持ってる。
雨なのに傘もささずに写真とられて笑ってる、幼き日の私。
しかし、手を握りしめて、耐えているのか?
何を?雨を?トイレ?笑ってるし。おいっ!
って自分で自分に突っ込みたくなる。
見てると思わず吹き出しちゃう。
この写真を使って、次回の柏ライブのDMを作り、
昨日のプログラムの中に差してもらった。
母が電話でウケていた。
隣の人に教えてもらうまでわからなかったんだって。
懐かしい園児服だなぁと思ったんだって。
「まぁ、これ自分の子が着てたやつにそっくりじゃない」って。
自分の子ですよ!
つくばEXで「柏の葉キャンパス」へ。
ここには千葉大や東大、国立がんセンターなどがあり、
そしてなにしろ緑豊かな広大な公園があり、
柏も広くて奥深いなぁと、元柏市民だった私もつくづく感心してしまう。
今日はこちらにある「さわやかちば県民プラザ」ホールでコンサート。
辻村寿三郎さんと、川崎員奥さんと、お人形達も一緒だ。
今日は一般の方は入れない。特別なコンサート。
柏市私立幼稚園協会の、特別研修会なのだ。
柏には私立の幼稚園が33園もあるそうで、
その先生方、関係者が、4百数十名集まった。
研修???
何やら固い雰囲気?
しかもなんとまぁ、客席のほとんどが「二十歳代」
うわぁ~。ある意味圧倒される。
私の得意分野(中年~老年!?)とかけ離れている。
でも我々はいつものように「伸び伸び」歌い、舞うだけだ。
最初固かった客席も、徐々にほぐれてゆく。
JAVAの手拍子なんて、パーフェクト。
オジサンおばさん達(失礼!)ではこうは行かない。
うーむ。さすが、若い! というかやはり、
幼稚園の先生だもの。リズム感が良いのですよね。
寿三郎さんが、「あなた達には未来がある」とおっしゃった。
毎日、新しい「明日」が来る。
毎日ひとつ、「昨日」と違うことをやってごらんなさい。
そしたら、一年で365個、何かが出来る。
しかも、若いから沢山、何年もできるでしょう?
素晴らしいじゃないですか。
ほんとだね。毎日ひとつずつ、新しい何かができるなんて。
素敵だ。
震災後、柏は放射線のホットスポットといわれ、
特に小さなお子さんを持つ家庭のストレスはもとより、
幼稚園の先生方のご苦労は計り知れない。
けれどステージで、そういう内容の話はしなかった。
ひととき、別世界へ心の旅をしてもらえれば良いと思った。
あっという間に最後の曲になった。
私は幼稚園の頃の自分を思い出し、そして今の自分を思った。
今目の前にいる若い先生達が教えている園児達も、
いつかはこんなに大きくなり、立派に(?)なる。
未来を信じて今を生きましょうよ。
私は、今日までの人生に悔いはない。
良い事も悪いことも、たいして変わりはない。
だって私の人生は、今日また、
ここから始まるのだから!
というシャンソンを最後に歌います、といって
「水に流して」
寿三郎さんの人形が、舞台を悠々と舞う。
上手く話せなかったけど、若い皆さんへ。
この歌が、私からのメッセージだ。
いろんな方のご縁で、このコンサートは実現した。
そのご縁をさかのぼってゆくと、私の父がいる。
父は会場にいたと思う。確かに。
今日のコンサートを一番喜んでくれたのは父に違いない。
この出逢いと、ご縁に、心から感謝して、
そしてこれからも大切にしていきたい。
また逢いましょう。
お互いに、新しい何かを身につけて。未来を信じて。
ありがとうございました。
写真は、楽屋でのお人形達。
左から、レンちゃん、梅川、ジョジョ
全て、辻村寿三郎作品
少し早いけれど、父の「五十日祭」
仏教で言うところの「四十九日」だ。
天気図とずっとにらめっこしていたが、なんとかなるんじゃ?
よし。決行。
宮司さんに来ていただき、身内の者が集まり、
自宅で五十日祭。そしてお墓、納骨祭。
荒れ狂うグレーの空が、その時だけぱっと開けて陽が差した。
「パパの日頃の行いが良かったんだねぇ」
いよいよ納骨というとき、
家族はそれぞれ順番に、
骨壺を押し頂き、抱きしめ、声をかけた。
涙がこぼれた。
帰りの車の中で、母が、
「暗いところに行ってかわいそう」と言った。
私は、
「あそこにあるのは骨だけだよ」と言った。
すると母、
「そうだ。千の風だ!」
明るい顔になったとたん、窓の外に土砂降りの雨。
「凄いなぁ、パパの念力!」
よくやれたよね。こんな台風来てるとき。
家族全員で父を絶賛。
父の遺影が、くすくす笑ってた。
短いようで長い、長いようで短い八月が終わり、
台風とともに九月がやって来て、
街や海や山や、人の心をかきまわす。
遅い蝉が鳴く。
それぞれの人生を鳴く。
それでいいんだよな。
そして大の字にひっくりがえって、
時には猫に弄ばれて、
風に吹かれて、
土に帰って行けば良い。
太陽と、雲と、雨と。めまぐるしいパリの空みたい。
さるすべり、紅も白も満開。
あまりに美しくて、涙が出ちゃう。