前回に続いての郷土史学習会の絵馬調査です。9時30分から始めて昼になったら終わりにしようということになりました(私は会長でも事務局でもなく単なる会員です)。
馬20頭が描かれている絵馬がその上に釘打ちされた絵馬の下から出てきました。
絵馬は全部で717枚ありました。
この数だけでも凄い文化財なのですが、午前で調査は終わってしまいました。私が会長や事務局であれば、一番古い絵馬は、一番価値のある絵馬は、どの年代の絵馬が一番多いのか、記されている願主の名前で多いのは、願主の家系調べ、どこで描かれたか、その他、調べることはたくさんあります。メンバーは15人は集まるので分担して調べると良い結果がたくさん集まるのですが・・・。
でも、私1人が騒ぐことも無い、じょじょにと考えることにしました。
皆で昼食時(その後)、「サワフタギ」を見に行きたい人が居れば案内しますよ、という声がありました。
「先祓い舞調査」をご一緒している神主さんのSさんです。本当は午後3寺半までの予定だったので、私が1番に手を挙げ、他に2名が参加し、八幡平大場谷地へ出発、八幡平は紅葉が始まっていました。
「サワフタギ」とは、「紫紺染め」や「茜染め」の染めの媒染剤としてその灰が使われる樹木で別名「ニシコオリ」とも言います。青紫色の実が美しいものでした。国立公園の中でしっかりと成長している様子に安堵しました。
その後、 私がSさんにせがんで「キノコ狩り」に連れていってもらいました。帰路の大きな神社の車を止めたすぐそばでたくさんの「アミダケ」が採れました。私が1番採りました。
「ヌメリ」などと呼ばれる「アミダケ」ではなく、大きな「アミダケ」です。大きな「アミダケ」は皮をむいて調理するのだそうです。
今日の収穫です。
左から「スギカノカ」「アケビ」「アミタケ」「ヤマナシ」「サワフタギの実」です。
「アミタケ」は皮を念のため全部むいて、だし汁に砂糖醤油で煮込み病院のおかあさんに届けたら「美味しい」と食べてくれました。「スギカノカ」はオリーブオイル、唐辛子などで我流の強めの味付けをしてみました。味が濃いのでお酒の肴には絶品でした。
「アミダケ」は最低気温が16度になってから1週間収穫できるのだそうです。キノコ採りの難しさはこうした所にあるようです。今後5日間位がねらい時です。
おかあさんも歩けると楽しいのですが・・・。
「アミダケ」の料理はなかなかの出来でした