人間ドックで「視神経乳頭陷凹」という病名を頂きました。
眼科を受診の結果、軽い緑内障(左目のみ)ということで眼圧を下げる点眼薬を頂き、月1回通院するようにということでした。大事に至らず,まずは良かったのですが・・・。
問題が・・・、眼科での視力検査の結果、今までと違うことに気が付きました。これまでは左右が同じ視力だったのですが、右1.5、左0.9と左右に違いが出てきました。そこでお医者さんのお勧め通り新しい眼鏡を作りました。
上が近用、下が遠用です
上の近用(要するに老眼鏡)のお医者さんの処方箋は上の通りです。右目は+1.25度ですが、左目は0度です。0度ということは眼鏡はいらないということです。眼鏡屋さんにこの処方箋を持っていたら左にはただのガラスを入れますが、値段はただではなく18,500円ですということでした。
我が家にはこれまでの老眼鏡が車2台用、トイレ用、寝室用、居間用、鞄用などたくさんの安物のものがあります。そこで私は考えました。
これらは全て遠用の眼鏡ですが、左目(向かって右)のレンズは全部取り外しています。取れないものは金槌でたたいてわってしまいました。その効果は絶大で、ガラスの入っていない眼鏡は本当に良く見えるのです。
この眼鏡はとっても良く見えるのですが欠点が一つあります。変に思われそうで人前ではかけられないことです。変な眼鏡です
追記 「視神経乳頭陷凹」と言う病気は・・・
人間ドックや集団検診で「視神経乳頭陥凹」という診断名のつくことがあります。聞き慣れない診断名ですが、これは眼の中にある視神経乳頭という部位の変化 を示しています。視神経乳頭は網膜の神経が一カ所に集まって眼球の外側に出ていく場所で、正常でも中心に生理的陥凹と呼ばれる凹(へこ)みがあります。こ の凹みが大きくなるのが視神経乳頭陥凹です。
視神経乳頭陥凹は、眼の圧力(眼圧)が高くなる緑内障などに見られるもので、しばしば網膜の神経が少なくなり見える範囲(視野)が狭くなっています。しか し、このような症状はかなり進行しないと気づきません。そこで早期発見のため、視神経乳頭陥凹・要精査として精密検査を勧めます。
では、この診断がつくと全て緑内障か?必ずしもそうではありません。まったく問題のない眼でも視神経乳頭陥凹のように見えることがあります。そこで、精密 検査は、眼圧を測り、状態に応じて視野の検査などを行います。眼圧は血圧のように測りかたや時間などによって変りますので、何度か計って結果を出すことも あります。もし緑内障など問題となる病気があれば、眼圧を下げる点眼薬や内服薬を使い、できるだけ進行しないようにします。あまりなじみのない診断名です が、後で後悔しないためにもきちんと精密検査を受けることが大事です。