このフルーツ ご存じかな?
そう、そう、ポポーの実です
今日、庭にポポーの実が落ちていたんです
アケビに似ているでしょ。
完熟すると自然に木から落下するんです。
えっ、もう、そんな時期になったんですね
ポポーの実は
あと数日もしたら軟らかくなって、
クリーム色に変わり、
独特な甘い香りが強くなってくるんです。
そうしたら食べ頃なんです
どんな味がするかというとね
黄色い果肉がやわらかな食感で、
甘い、トロピカルフルーツといった感じかしら・・・
中には黒い種子がたくさんありますけど、
南国系のバター質でクリーミーな味が楽しめますよ
我が家のポポーの木です。
ポポーは北アメリカ原産なんですって。
バンレイシ科の中で唯一の温帯果実だそうですが、
耐寒性が強いので、
日本ではほとんどの地方の栽培が可能だそうです。
いつ頃、我が家にやってきたのでしょう。
庭師の父は明治44年生まれですが
植えたのは知らなかったそうですから
きっとおじいさんの時かもしれませんね。
ポポーの木は
明治27~28年頃小石川植物園に植えられたのが最初だそうです。
昔は広範囲の地方で栽培され、
癒しの庭でも、
相当早い時期に植えたのでしょう。
そう言えば、おじいさんは植物に詳しい人だったようですし、
明治時代に作った押し花も残っていますから・・・
(後で紹介したいと思っています)
おじいさんは、きっと、
栄養価が高くて
優れものの果物ということで植えたのでしょう。
ご先祖様も
南国系の素晴らしい香りを楽しんでいたんでしょうね
ポポーの葉っぱは、秋の紅葉も楽しめますが
まだまだ紅葉には早過ぎるようです。
紅葉を待てずして、落ちた葉っぱがありました。
ポポーの木を見上げると、
まだ実がついていましたよ
でも、今年は、実が少ないです。
厳しい夏の暑さのせいでしょうか。
実生から育ったポポーの木が
こんなに大きくなりました
実がつくのはあと何年後でしょう。
実生からだと6年もすれば実がつくそうですから
楽しみに待ちましょう。
ポポーの花
ポポーの果実からはワインもできるらしいです。
きっと、ポポー特有のふくよかな芳香を楽しめるでしょう
先日、
庭師の弟から、
癒しの庭から送った
ポポーの実の種を蒔いて育てた木に、
初めて実がついたという
嬉しいメールが届きました
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