癒しの庭Ⅲ

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白い花を手向けたい・・・

2013年01月26日 | ガーデニング

 

 

小屋の屋根に積もる雪がふんわり優しそうに見えて

雪景色もなかなか風情がありますね。

なんて言っておられない今日の雪の凄さです。

 

 

  

アルジェリアの人質事件

悲痛な思いで無事を祈り続けておられた方々の

望みは絶たれ

あまりにも無念な仕打ちに胸を痛めています。

 

過酷な砂漠で

技術者の誇りを胸に

奮闘されておられた勇者のみなさま

そして、ご家族や同僚の方々、ご友人のみなさま~

悲しくて、言葉が見つかりません・・・

今は、ただ・・・

白い花を手向け

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

  

 


 

 

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悲しみはますばかりですが・・・

 

 

 

ヒイラギさんが蘇枋(スオウ)を使って染めた

絹の平織りストールの板締め絞り染めを紹介させてください。

ヒイラギさんは絞りを始めたばかりで

2ヶ月ほど色合いと絞りをじっくり考えたらしいですよ。

最初は薄めで退紅(あらぞめ)に

それから、さらに重ねて紅梅色に

ここで板締めし、さらに濃い色に

(ここまではアルミ・椿灰媒染)

最後に、鉄媒染の量を加減して染められた作品です。

それぞれ2回、トータルで8回も色を重ねて染めたそうです。

 シンプルな板締めでも

手間をかけた分いい色合いになったと嬉しそうでした。

 絞りを始めたばかりですが、おもしろいですね・・・

そう話すヒイラギさん

次はどんな素敵な絞り染めに出会えるでしょう。

私までワクワクしてきました。

 

 さて、蘇枋のことですが~

蘇枋はマメ科の小高木で、インドやマレー原産の染料植物です。

主要色素はブラジレインで

明礬(みょうばん)媒染で赤色 

灰汁(あく)で赤紫

鉄媒染では紫色に染めることができます。

 かつて朱印船貿易や出島に出入りするオランダ船でも

重要な貿易品のひとつでした。

日本には奈良時代以前から渡来していて

現在も蘇枋は輸入されている染料なのです。

 

自然の恵みから

世界は、こんな素敵な優しい色でつながっているのに・・・

きょうは、ニュースを見ては心が重くなっています。

 

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