癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

凛とそびえ立つシャラの木

2013年01月27日 | ガーデニング

 

 

利休七選花の一つのこの白い花

夏椿の花です。

初夏に涼しげな美しい幹に

清楚な白い花をつけるこの夏椿は

別名シャラの木と呼ばれています。

このシャラの木の佇まいが

なんとなく上品で落ち着きがあって

癒しの庭には2本植えています。

 

 

  藤棚の横のシャラの木

 

ナツツバキがシャラの木とも呼ばれる由来は

釈迦が入滅した際に

東西南北に生えていた沙羅の木が合わさって

林を覆い、枯れたとされています。

そのため沙羅の木は仏教では聖樹なのだそうです。

 ナツツバキと沙羅の木は

本来は別種みたいなのですが

インドの沙羅双樹(サラソウジュ)とナツツバキを

日本人が間違えて

沙羅双樹→サラノキ→シャラノキ→シャラ

となったようです。

 

 小屋の前のシャラの木


 

癒しの庭の極寒の中で

凛としてそびえ立つ

シャラの木の立ち姿に力強さを感じています。

 

この厳しさを乗り越えて

初夏になると

苔の上に、ひとつ、またひとつと

白い花を散らして

風情ある景色を作ってくれるシャラの木です。

 

木漏れ日の中で

光り輝いていた秋を思い出しています。

 

 


 

    

 

優しい温もりを慢じるシャラの木の紅葉です。



雪を蹴散らすかのように凛とそびえ立っている

シャラの木を眺めながら

自然の摂理に感動しています。

  

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