利休七選花の一つのこの白い花
夏椿の花です。
初夏に涼しげな美しい幹に
清楚な白い花をつけるこの夏椿は
別名シャラの木と呼ばれています。
このシャラの木の佇まいが
なんとなく上品で落ち着きがあって
癒しの庭には2本植えています。
藤棚の横のシャラの木
ナツツバキがシャラの木とも呼ばれる由来は
釈迦が入滅した際に
東西南北に生えていた沙羅の木が合わさって
林を覆い、枯れたとされています。
そのため沙羅の木は仏教では聖樹なのだそうです。
ナツツバキと沙羅の木は
本来は別種みたいなのですが
インドの沙羅双樹(サラソウジュ)とナツツバキを
日本人が間違えて
沙羅双樹→サラノキ→シャラノキ→シャラ
となったようです。
小屋の前のシャラの木
癒しの庭の極寒の中で
凛としてそびえ立つ
シャラの木の立ち姿に力強さを感じています。
この厳しさを乗り越えて
初夏になると
苔の上に、ひとつ、またひとつと
白い花を散らして
風情ある景色を作ってくれるシャラの木です。
木漏れ日の中で
光り輝いていた秋を思い出しています。
優しい温もりを慢じるシャラの木の紅葉です。
雪を蹴散らすかのように凛とそびえ立っている
シャラの木を眺めながら
自然の摂理に感動しています。
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