昨年、爺ちゃん(義父)の13回忌は私たち夫婦だけだったけれど、今年思い切って4人の孫君集結してお参りした。
爺ちゃんは 可愛がってくれた娘の子たちに会うことなく
爺ちゃんは、20歳まで外国で何一つ不自由ない暮らしをしていたそうだ。
集まった全員がコロナ罹患経験者。これって珍しいのか、今流行りなのか。
大人はやっぱりこれだしね。手作りラザニアもあっという間。
爺ちゃんは 可愛がってくれた娘の子たちに会うことなく
100歳まで生きるはずだったけれど、89歳だった。
爺ちゃんは、20歳まで外国で何一つ不自由ない暮らしをしていたそうだ。
戦争が始まって、弟や妹を連れ父親の故郷に来た。
そこからの苦労については、いつか残したい。
爺ちゃんにも認知症がやってきた。
笑顔が消え
爺ちゃんの名言?お決まり冗談トーク?も消えていく。
悲しいけれど、至らない嫁の私は 一番頼りたくないらしい。
でも、娘たちだと安心してくれる。
娘たちは、爺ちゃんの症状を受け止め
黙って、優しい笑顔で様子を見守る。爺ちゃんが静かになる。
その繰り返し。
ボケ、認知症
いろんな症状があるけれど
怒りんぼさんは
辛かったな。
私は自分を責めた。
今回はその爺ちゃんのお宝。
ずっとタンス貯金?
ヤシの実を貯金箱にしてずっしりと貯めていた。
事あるごとに
娘たちにこれはお前たちにあげるぞって。
で ようやく 今回陽の目を見る。孫や娘たちが見守る中
娘たちによると、もっとあったかもしれない。
子どもの頃、おこずかいをせびると、そのヤシの実をひっくり返してお金を引き出しては
おやつを買った記憶があると。
さて、お待ちかねのスシロータイム。
テイクアウトを待ち焦がれる。
集まった全員がコロナ罹患経験者。これって珍しいのか、今流行りなのか。
大人はやっぱりこれだしね。手作りラザニアもあっという間。
少し散歩しようと出てみたら
夏にはカラスウリのお花を撮らせて頂いたおうちの枝垂れ梅。
春からこのさいたまのおうちを守ってくれる家族。
男の子は転校を不安に思う事が多いので、
天国の爺ちゃんに守ってもらおう。
この子たちこそ
爺ちゃんの宝物