ジャワ島の南側に位置する海岸は大変荒い海岸が多い。
遊泳OKの海岸なんてほぼ見た事ない。
猟師の人は荒いが朗らか。
これはどこに行っても共通項な気がする。
いい笑顔。
かなり望遠なのにこちらに気がついたらしい。
視力いくつだよ。
灰色の海岸。。。
荒い海。。。
まるで冬の海岸みたい。
でもやっぱり癒される。
砂の崖を滑り落ちてくるヌヌンとフェリー。
やっぱりはしゃぐのね。
やっぱり海は割れないのね。。。
歌のいまい人気者のジャイアン。
海はいいけど、やっぱりべたべた感はいやだね。
マイナスイオン吸って新鮮になったかな??
ものすごいバイクが!!!
ガソリンがハンドルの間にのってるよ!!!
大丈夫なのかい!!!
ものすごいお手製かんぎっしり。
たくましい。
日本ではこんなバイク走行禁止っしょ。
家の近所のご飯や。
とも初。
以前から前は通っていたけど、入るのは初めて。
家族で経営していて、自分達で養殖した魚を出してるので、お店のあいてる時間も、ある魚もまちまちとか。
これが。。。
めっさうまかったのだ!!!
魚もそうだが、手前にある野菜みたいのが!!!
別に頼んだ訳ではないのでオプションらしい。
これだけで、ご飯いけます。
そして現在進行中のフェリーのプロジェクト。
アンドレはその一員。
今日は海岸近くに住んでる女性の話をききにいくと。
ドキュメント・シアターを目指してるフェリー。
それはなんぞや。。。というとこから探究してる。
先日もジャカルタで公演してたドキュメント・シアターはオーストラリアだった。
しかし、演じてたのは日本人。
オーストラリアに住む日本人の話をドキュメント化してたらしい。
う~~~~ん。
ともは少し嫌いな分野。
ま、それはおいといて、海岸にも行くから一緒にいいよとのことで同行。
途中でご飯。
きのこのスープ頼んだらイメージと程遠いのがでてきてがっかり。
入場するのにチケットを。
シーフードの文字が出てくると海をぐっと感じる。
5台のバイクで一緒に来たのだが、あとの3台がこない。。。
心配そうに見守るフェリーとゴザリ。
「あんなにゆっくり運転だったのに」
とちょっとご機嫌斜めなアンドレ。
遅い運転だといらつくアンドレでした。
あああ。。。
空は灰色。。。
お昼から暑い日は。。。
こんな冷たくて甘くておいしい飲み物がぴったり!!
やしの実ジュース。
ジャワの砂糖使ってるので黒糖みたいでうまい。
ゼリーみたいなものも入ってる。
これを路肩で頂きます。
新しくできたときいて行ってみたが、もう閉店。
なんか趣味も悪し。。。
そしてまた別なカフェへ。
カフェと言ってもお酒はない。
コーヒーや紅茶などで若者も長居。
有名なお店になるとこんなに大量のバイクが。
でもあまりにうるさいのでチェンジ。
ここは雰囲気良いけどあまりうるさくなくて良かった。
カップに氷砂糖みたいのはいってて、紅茶をいれて溶かしながら飲むテー・ポチ。
それとポテトフライとテンぺ肴に。
こんな熱帯の夜はいいものだ。
夕方や夜は最近雨続きなのでこんな夜遊びもしてないな~~~。
やっぱり雨の日は家が一番。
クライマックス。
牛の肉片もこれだけになり。。。
並べられた3つの牛の頭に3人の少年。。。
子供達は笑顔で一杯なのだ。
赤チャン達は泣き叫ぶ子が多い。
この異常な雰囲気に興奮してしまうのであろう。
おばさま達は大忙し。
ここで軽量された肉を更に切り落としていく。
うちの冷蔵庫はさんがら肉の冷蔵庫に。。。
お兄さん・お父さん・アンドレ・妹・弟の4人家族分が配当され、すべてが家に。
そして、妹さんのお手伝いさんと一緒に焼き串作り。
やぎと牛で。
そして家の横で炭火で焼いて食べるのだ。
甘い紅茶とね。
日本人ならビールでって感じやね~~~。
とにっかく大量の肉。。。
掃除しても掃除しても肉の脂と匂いが当分残ってた。。。
肉が焼けるのを待つ、子供達。
目の前の家の子も一緒に。
とにかく子供がいると、近所の子も集合するので大賑わいなのだ。
そしてたらふく肉食べて大満足~~~~。
儀式見てる時は
「当分肉食べられなくなるのかな」
なんて思ったけど、全然そんなことなかった。
がっつり頂きました。
そしていよいよ牛の解体。
身体も大きいので本当に大変そう。
まずは腹の中心部を切り開き。
綺麗に皮を剥いでいく。
重いので向きを変えるのも重労働。
脂肪が一杯。。。
宴もたけなわになって来た頃、肉を切り分ける為のテントを原っぱの中央部に移動。
アンドレもドキュメント頼まれて仕事してたが手助けに。
敷かれたブルーシートにまず投げ込まれた牛の足部分。
顔を覆う女の子達。
どんどん運ばれるのを手際よくさばいてく。
この流れ作業の手際よさ。
皆笑顔。
お兄さんのマス・アグンも本当に働き者。
若者たちのリーダーでもある。
重い肉を速足でブルーシートまで。
どの牛のものなのかきちんと分けての作業。
どんどん運ばれる。
そしていつの間にか吊るされた計量機。
おばさんがどんどん計ってる。
ものすごいコンビネーション。。。
そして作業の合間に飲むお茶も用意されてる。
スナックも。
インドネシアでは飲み物・スナックは命。
そして相当甘い~~~~。
工場見学してるようだ。
誰がどこのポジションかは長年のうちに決まっていくのね。。。
この行事を毎年見て育つ子供達。
そして相互援助精神から小さい時から大人の作業も子供でも手伝う。
今も根強く残る文化。
さばくのも練習する若者も一緒に作業。
こうやって1人前になっていく。
やぎのさばき用に用意された竹の棒。
そこに次々と息を引き取ったやぎがつるされる。
先に切り落とされた首と足の部分。
紙に捧げたのは誰かと名前が書いてある。
。。。目があいてる。。。
そして上手に皮を剥ぐ。
全て村の住民かと思うとすごい。。。
綺麗に首まで剥いていく。
このおじいさんとっても手際よく上手だった。
食べられる内臓を抜いた後は、捨てる内臓をかきだす。
内臓の大きさにちょっとぎょっとする。
切り落とされた肉と内臓。
もう骨だけになってる。。。
そじてこんな足の状態に。
まだ食べれる。
最後の最後までムダにすつ箇所がないらしい。
適任の役があるので、それぞれの力量でそれぞれの仕事につく住民。
それはさながらプロの現場みたいだった。。。
今年のこの村では牛4頭。
やぎ7頭。
隣村では金持ちも多いせいか、小さい村なのに牛が15頭も捧げられたらしい。。。
それぞれのモスクに集まってこの儀式がおこなわれる。
なので刃をあててるのは全て村の人。
プロのとさつ人とかではない。
最後の牛は大変だった。
この雰囲気と殺されるとわかってる悲しみ。
大暴れ。
何度も立ち上がっては暴れる。
悲しいけど、ごめんなさい。。。
そしてこの右端で台帳を持ってる人がいるが、
誰がどれを捧げたのかチェックして、各家にどれだけの肉を配るのか全て計算してる。
やっとおさまり、祈り。
牛の担当は、やぎの担当を何年かした後なるらしい。
やっぱりメインは牛。
そして牛の首に刃をあててるのは、なんとアンドレのお父さん!!!
アンドレ自身はこの作業を継ぐ事はありえないって。
耐えられないって。
祈りを捧げ、暴れ泣く牛の喉元に。
牛の皮膚は大変厚く、動脈にたどりつくまで相当切る。
なので牛の鳴き声がモスクの原っぱに響き渡る。
切ない。
飛び散る血を段ボールやバナナの葉で食い止める。
これだけの人数の大の男がのってもまだまだ暴れる。
死後痙攣もおさまり置かれる牛。
この行事を子供も超至近距離で見るのだ。
殺すのが目的ではない。
あくまでも感謝を述べ、祈りを捧げ、命の尊さを学ぶ。
スーパーで売られた肉からは想像出来ない。。。
さあ。
いよいよ一大行事の始まり。
各自で持ち込みのナイフ。
うちにも沢山ある。
何日か前からお父さんが研いでた。
押さえつけられたやぎ(羊???未だに謎)。
やぎは力が弱いので3人位でも大丈分。
地面に穴をほって、その部分に首をあてがう。
血がそこに流れ込む。
お祈りの言葉を捧げたのち。。。
そして喉に刃をあてがい。。。
放置。。。
かなり長い間痙攣が続く。
これを残酷と呼ぶのは短絡。
日本はこういった行事をタブー視する事で大事な何かがなくなってる。
生きてく上で、人間は多くの犠牲をもらってるのだ。
この行事もきちんと祈りを捧げ、感謝しながら行われてる。
そして死というものが壮絶で、命というものがどんなに尊いのか改めて動物の死をもって知る。
朝から大忙し。
断食明けの行事の次に賑やかな行事。
例のごとく朝一に皆でモスクに集合して、一緒にお祈り。
アンドレの妹の子供のあれと。
風船買ってもらって、新しいバテイック着ておめかししてご機嫌。
近所の子。
面白い。。。
お母さんのイイッムにはいっつもお世話になってる。
カリマンタン出身の彼女は今でもまだジャワ語難しいって言ってる。。。
ともはいつになる事やら。。。
アンドレの弟の子供のバステイアンと、アンドレの弟の奥さんのお兄さんのダナン。
もう人間関係把握と名前の一致ができないできない。
田舎なので皆家族っていうから、何処までが血のつながった家族なのかわかんな~~~~い。。。
そして犠牲祭の始まりを皆で待つ。
男達は準備で大忙し。
犠牲になるヤギ。
こちらは羊。
一緒なのか。。。?
こっちの人達は同じだっていうけど、ちが~~~~う!!!!
同じ村の誰かが、ヤギやら牛をそれぞれの経済能力や色んな意味で提供する。
それをさばいたあと、皆で山分けするのだ。
これから犠牲となる牛。
力も強いので男達何人もでやっと押さえつける。
ともも今まで犠牲祭のお肉にあやかってきたが、こうやって行事そのものを見るの初めて。
かなりショッキングであった。。。
人が動物を犠牲にしてる有り難さも同時に染みた。
日本でやったら残酷の一言で中止になるんだろうな。
でも、それ以上に心に得た物が多かった。
涙が何かでた。
少し高台のcandi ijo。
水を運ぶのも一苦労。。。
この辺りは水があんまりでない地域もあるらしい。
下から運んできた水を移す。
ものすごいゆっくり走行だった。
そりゃ重いよね。。。
暑そうな牛たち。。。
こんなところの石も皆白い。
採石場で取った石を加工。
こういった加工場が沢山ある。
重宝されるのだ。
いたるところにつかわれてる石。
そしてまた例のソトアヤム。
ともは同じメニュー何日食べても飽きない特異な性質。
でも屋台が違うので味もかなり違う。
料理上手なアンドレの美味しい美味しくない判断は信頼できる。
インドネシア語???
英語???
copiって。。。
kopiでもなければcoffeeでもない。
建設現場。
実際のこちらの建設現場は見ていて飽きない。
そこも手作業??!!
みたいな驚きも含めて。
足場は竹で。