走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

人が付いてくるとは?

2006年05月04日 17時40分21秒 | その他
昨日、イベントに行き、その帰り道送ってくれた部下の古川君からこんな質問をされた。
「課長、凄い人たちが付いていきたいと思わせるにはどうすればいいんでしょうか?」と。
「んー。あの人と一緒に働きたいか。んー、難しくは説明できんが、面白い人とか、感情がわかりやすい人かもしれんなあ。それから、自分のことより部下のことの方を優先する人かなあ。」
帰ってから、改めて考えてみた。
まず、お金だけで人が動くのか。
では、ホテルのボーイさんはチップをくれるからお客様にやさしく接してくれるのか。
ホテルマンとしてのプライドと使命感、そして何よりもお客様にくつろいで欲しいといういたわりの心の方が強く、それが行動に出ているからではないか。
では、ノルマを与えれば人は動くのか。
仮にノルマを達成できない事態が続いたとしたら、かえってモチベーションはより下降するのではないか。つまり、ノルマはどこまでいっても強制でしかない。
つまり、人を動かすとは、お金や数字ではなく、人間の魅力に尽きるのではないかということである。
ちゃんとした目的があれば、数字やお金など掲げなくても、人は働いてくれるのではないか。
そして、人間的魅力があれば人は付いてくるのではないか。
では、魅力ある人とはどんな人かというと、例えば相手の方が自分より賢いと素直に思えたり、それを口に出来る人ではないか。
つまり、相手に常に敬意を払う人こそが人間的魅力のある人ではないかと思うのであります。