走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

報われなくとも

2011年07月07日 00時07分57秒 | つぶやき
 仕事をしていて感じることがある。

 この仕事をして(人や世の中のために)なんの役に立つのかと...

 そして、その意義を見出せなかったとき、虚しさややるせなさに苛(さいな)まれる。

 でも、思い直して欲しい。

 「駕籠(カゴ)に乗る人、担(かつ)ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)をつくる人」と...

 ある人が人の役に立つ仕事を任されたとしよう。

 そして、その人がどうしても仕事で駕籠を利用しなければならない状況下にあるとするならば、

 その人が駕籠に乗って目的地を告げても、担ぐ人がいなければ目的地にはたどり着かない。

 また、そのかき手が目的地に向かうためには裸足でかごを担げない。

 だから、その人のための草履を作る人も必要である。

 このように、世の中はつながっており、どのような仕事も必ず世の中や人のためになっている。

 「この仕事はつまらない」とか「やりがいがない」と悔やむ前に、そのやった仕事で喜ぶ人が必ずいるということを思い起こして欲しい。

 その顔を想像しながら、汗かくと心が晴れるのだ。

 そして、日々汗をかくことを厭(いと)わなくなると

 いつのまにか、その仕事がやりがいにつながる。

 だが、その行為に見返りを求めてはならない。

 例え、報われなくともお天道様は必ず見ていてくれる...