今日は久我山の練習を見に行きました。
鉛色の空に冷たい風が吹く、正月の花園みたいな寒さでしたが、生徒たちは元気に走っていました。
花園のグラウンドで戦う者と、彼らを勝たせるために練習台になるメンバー。大会前のこの時期、特に大切なのが、このバックアップ・メンバー夫々が自分の役割を自覚して、ハッスル【hustle】すること。試合に出なくても、チームが勝ち進むことを我がこととして喜べるまで自分の役割をやりつくすこと。
花園に行かず、留守を守るメンバーも、腐ることなく、この一年を振り返り自分の「チームへの貢献」ということを考え直してみてほしいと思います。一般論としては、プレーヤーとしてはなかなか試合に出られないけれど、チームには必要な人がいる一方で、取り組みに波があり、起用されなければ他責としか考えられない人もいます。
留守番部隊の前向きになることが難しい状態の人は、自分に足りない何かに早く気付いて欲しいです。大学、社会人でも同じことが起きるのですから。
久我山ラグビー部は頂点を目指していますから優勝が最高ですが、個人の成長という切り口では、優勝よりも尊い準優勝もある。31期準優勝がその証。勝っても負けても、何をやっても肥やしにして、成長できる人づくり ・・・ それが久我山ラグビー
※ 部歌YouTube (年内限定公開)