今朝の「ポコ」ですが調べてみるとNIKKEINETの連載コラムで詳しく載っていました(マエキタ式エコ・コミュニケーション術(マエキタミヤコ)「ポコ」でCO2可視化、削減運動も面白く)見ると去年の6月22日と一年以上前の記事でした…(笑)
なんでもCO2の削減行動にリアリティを持たせるため作られた単位で表記は「poco(ポコ)」。1pocoでCO2を100グラム削減したことを表す単位とのこと。
元々CO2は「キログラム」や「トン」や「立方メートル」で計られることが多いらしいのですが、重さのない空気を重さで表したり、輪郭のない空気を大きさで表したり、というのは人間の認識にひびきにくいということで、削減行動をCO2換算するとどのくらいなんだろう、ということがわかる単位として「poco(ポコ)」ができたそうです。
ドライアイスを水に入れると、ポコポコッとでてくる白いけむりがCO2なので、その音をとって「poco(ポコ)」。またスペイン語でポコアポコは「少しずつ」という意味があるので。少しずつCO2を減らそう、というメッセージも入っているそうです。
具体的に言えばスーパーのレジ袋は、1枚作る時に30グラム、燃やすときに31グラムのCO2を排出するので、合わせて61グラム。マイバッグを持ち歩き、スーパーのレジ袋を1枚もらわなかったとすると、それは61グラムのCO2を削減したことになり、ポコで数えると、0.6ポコとなるそうです(朝の記事の0.5ポコはCMが大まかに言っていたということでしょうか?)。
その他にも「冷房の温度を1度高く設定すると→年間約31キロのCO2削減→310ポコ→1日0.9ポコ」や「風呂の残り湯を洗濯に使いまわすと1日0.5ポコ」「ポットやジャーの保温を止めると0.9ポコ」などなどの例が記載されていました。