トーネードの無職生活

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清谷氏のブログを読んで

2018-08-09 00:33:43 | 日記
 清谷氏はブログの中で、90式戦車や10式戦車、最近開発された機動戦闘車など不要と主張されていました。旧式化した74式戦車を改修して使用すればよいという考え方のようです。確かに我が国は海に囲まれた島国で軍備増強中の中国であってても、我が国に上陸して戦争をできるとは思えません。ですから清谷氏のおっしゃることも一理あるようにも感じるのですが、やはり国防の観点からすると世界水準の装備を開発して配備できることが重要な気がします。

 清谷氏は74式戦車を改修せよと言っておられるのですが、だいたい74式戦車が現行戦車に取り入れられている能力を改修することで得られるのでしょうか。そのことについてはブログでは触れられていません。今の主力戦車はネットワーク化が必須ですが、旧式化した74式戦車に導入するのは難しいような気がします。

 確かに10式戦車を開発してそれに加えて機動戦闘車を導入するのは二重に投資しているような気もするのですが、キャタピラを装備した戦車でなくタイヤで移動できる機動戦闘車は今の時代にあった装備であるように思えます。道路を自由に移動できることと最新鋭のエレクトロニクスを装備することは必要なことと思います。

 そんなわけで、清谷氏のいう74式戦車の改修で機甲部隊を維持せよという主張は、なんとなく納得できかねるところです。90式戦車は北海道専用の戦車ですし、10式戦車は北海道以外の戦車勢力の基本となります。そして機動戦闘車は10式戦車が予算上装備できない部隊に代わりとして装備するには適切と思います。ついでにタイヤで走行できるので戦車に替わるものとして意義があると感じています。


 ということで、今の陸自の装甲部隊の配備に問題はないと思うのですけれどもね。こればかりはそれぞれの考え方の違いがあるのでひとつの結論にまとまるものではないのですが。