先月発売された雑誌丸の特集はF4Uコルセアでした。アメリカの第二次世界大戦当時の戦闘機のなかで、P-47サンダーボルトと並んで好きな戦闘機です。なにしろ逆ガル式の翼がとても印象的で、一目見て好きになってしまう戦闘機です。
なぜに逆ガル式という姿になったかというと、2000馬力級のエンジンを搭載する。そのエンジンの馬力を効率よく発揮させるためにはプロペラが大きくなる。しかし普通の翼であったならば、プロペラが大きいために脚が長くなってしまう。そこで一旦翼を下向きにして脚がながくならないようにした。ということで逆ガル式の翼になったというわけです。
しかしエンジンと操縦席との間の燃料タンクを増やすこととなったため、操縦席が後方に異動することとなり、前方の視界が悪くなりました。これは空母の離発着に支障がでる結果となりました。そのため、米海軍の主力戦闘機はF6Fヘルキャットに奪われるこことなり、コルセアは米海兵隊の陸上基地から運用されることとなりました。
ただ、それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、ちょうど日米両軍がソロモンで激突したときにコルセアが登場することとなりました。日本海軍の零戦は1000馬力級ですがコルセアは2000馬力級とエンジンの出力が倍も違う。たしかに格闘戦になったら零戦に歩がありますが、コルセアの特徴を生かせば零戦に勝る戦闘機でした。
ソロモンを巡る戦いの初めの頃は日本海軍もベテランパイロットがいたので、コルセアと対等に戦えましたが、熟練パイロットが戦死したりして減る中ではコルセアは零戦の強敵となったわけです。
そして当初は空母での運用ができないといわれたコルセアでしたが、その後空母でも運用されるようになり、太平洋戦争が終わるとF6Fヘルキャットが引退していく中、コルセアは朝鮮戦争でも活躍するという、息の長い戦闘機となったのでした。
なぜに逆ガル式という姿になったかというと、2000馬力級のエンジンを搭載する。そのエンジンの馬力を効率よく発揮させるためにはプロペラが大きくなる。しかし普通の翼であったならば、プロペラが大きいために脚が長くなってしまう。そこで一旦翼を下向きにして脚がながくならないようにした。ということで逆ガル式の翼になったというわけです。
しかしエンジンと操縦席との間の燃料タンクを増やすこととなったため、操縦席が後方に異動することとなり、前方の視界が悪くなりました。これは空母の離発着に支障がでる結果となりました。そのため、米海軍の主力戦闘機はF6Fヘルキャットに奪われるこことなり、コルセアは米海兵隊の陸上基地から運用されることとなりました。
ただ、それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、ちょうど日米両軍がソロモンで激突したときにコルセアが登場することとなりました。日本海軍の零戦は1000馬力級ですがコルセアは2000馬力級とエンジンの出力が倍も違う。たしかに格闘戦になったら零戦に歩がありますが、コルセアの特徴を生かせば零戦に勝る戦闘機でした。
ソロモンを巡る戦いの初めの頃は日本海軍もベテランパイロットがいたので、コルセアと対等に戦えましたが、熟練パイロットが戦死したりして減る中ではコルセアは零戦の強敵となったわけです。
そして当初は空母での運用ができないといわれたコルセアでしたが、その後空母でも運用されるようになり、太平洋戦争が終わるとF6Fヘルキャットが引退していく中、コルセアは朝鮮戦争でも活躍するという、息の長い戦闘機となったのでした。