今読んでいるのは「ヒトラーの元帥マンシュタイ」の上巻です。題名だけ見るとナチズムに染まった軍人の話かいと思われそうですが、フォン・マンシュタインは代々軍人の家系で、根っからのプムイセン軍人でした。ですから、ナチズムに染まった軍人ではないのですが、当時の高級将校としてはヒトラーとある程度の折り合いをつけていく必要があったことは確かです。
今読んでいるところは、ドイツが第一次世界大戦に敗れた後のワイマール共和国の時代から、ヒトラーが台頭してきて権力を握った時代について書かれているところです。この期間についてドイツの陸軍の考え方とか方針、ヒトラーとの関係などをうまくまとめた本というのがないので、この期間の話には興味をひかれます。
ざっくり言うと、ヴェルサイユ条約でドイツ陸軍は10万人に制限されていましたから、その枠をとっぱらっての軍備拡張には賛成という立場でありましたが、対外戦争をするということには賛成していないというのがドイツ陸軍の立場であったようです。ヒトラーは対外戦争をするというのが方針だったのが、ヒトラーとドイツ陸軍がかみ合わなかったところです。
この時代のドイツ陸軍とヒトラーとの関係が書かれた、わかりやすい本があればなあというのが私の希望です。色々な本でちょろっとづつ触れられているのですが、まとまった決定版という本が私の知る限りないんですね。実際、地味な時代ですから出版しても売れるとも思えないというのがあるのですけどね。どなたか歴史家の方が出版してくれると嬉しいな。
フォン・マンシュタインの著作の「失われた勝利」でも、この時代についてはほとんど触れられていなかった印象。本そのものも売却してしまったので読みなおすことができないのですが。
ということで、この本でこの時代のドイツ陸軍、ヒトラーに関して知らなかった状態を読むことができて、なかなか面白いです。
今読んでいるところは、ドイツが第一次世界大戦に敗れた後のワイマール共和国の時代から、ヒトラーが台頭してきて権力を握った時代について書かれているところです。この期間についてドイツの陸軍の考え方とか方針、ヒトラーとの関係などをうまくまとめた本というのがないので、この期間の話には興味をひかれます。
ざっくり言うと、ヴェルサイユ条約でドイツ陸軍は10万人に制限されていましたから、その枠をとっぱらっての軍備拡張には賛成という立場でありましたが、対外戦争をするということには賛成していないというのがドイツ陸軍の立場であったようです。ヒトラーは対外戦争をするというのが方針だったのが、ヒトラーとドイツ陸軍がかみ合わなかったところです。
この時代のドイツ陸軍とヒトラーとの関係が書かれた、わかりやすい本があればなあというのが私の希望です。色々な本でちょろっとづつ触れられているのですが、まとまった決定版という本が私の知る限りないんですね。実際、地味な時代ですから出版しても売れるとも思えないというのがあるのですけどね。どなたか歴史家の方が出版してくれると嬉しいな。
フォン・マンシュタインの著作の「失われた勝利」でも、この時代についてはほとんど触れられていなかった印象。本そのものも売却してしまったので読みなおすことができないのですが。
ということで、この本でこの時代のドイツ陸軍、ヒトラーに関して知らなかった状態を読むことができて、なかなか面白いです。