トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

ラスト・オブ・カンプフグルッペVを読む

2019-06-24 12:54:56 | 日記
 第二次世界大戦のドイツ軍の部隊の中で、大戦末期などに編成された部隊など普通の戦史には登場してこない部隊の戦いを描いたシリーズの5作目です。今回も全く知らない部隊や、名前だけは知っていてもどのような戦いをしたのか全くわからなかった部隊の戦いを楽しく読むことができました。いくつかある中から第16SS装甲擲弾兵師団ライヒスフューラーSSについて書いてみようと思います。

 第16SS装甲擲弾兵師団ライヒスフューラーSSは武装親衛隊なのですが、武装親衛隊とは何かというと陸軍とは別に親衛隊の軍事組織として編制された部隊で、ヒトラーに忠誠を誓った部隊です。ですからヒトラーの私兵とも言えます。武装親衛隊の部隊の中でもエリート部隊は陸軍の装甲師団よりも充実した装備をもち高い士気で戦い多くの戦果をあげました。その反面三流な部隊もあれまして、親衛隊といえばアーリア人の権化のような組織だと思うのですが、全くアーリア人でないボスニアのイスラム教徒で編制された部隊などもあったりします。そのような三流部隊は装備も劣弱でソビエト軍とはとても戦えないのでパルチザン討伐にあたっていたりしました。

 第16SS装甲擲弾兵師団ライヒスフューラーSSのライヒスフューラーSSとはSS長官を意味しますので、ヒムラーを指すことになるのですがたいそうな部隊名を与えられていたにも関わらず三流の部隊で、主にイタリアの防衛戦に参加したり、イタリアのパルチザンと戦ったりしていました。このパルチザンというのも大戦の末期ともなりますとたぶん連合軍から装備などを空中補給されたりして力をつけていまして、パルチザンとの戦いというのも決して楽な戦いではありませんでした。ドイツ軍の兵士がパルチザンに捕らえられたりすると残虐な方法で殺害されたりしたので、ドイツ軍はその報復としてパルチザンに協力したとして民間人の虐殺を行ったりする血なまぐさい戦いでした。

 また装甲擲弾兵となっていますが自動車化はあまりされておらず、人員も完全な編成には遠いという感じでしたが、大戦も末期ともなるとドイツの国力も粉砕されて三流師団のまま推移したという感じです。最終的にはハンガリーの戦いに参加して敗戦を迎えました。

 この本を読んで第16SS装甲擲弾兵師団ライヒスフューラーSSについてちょっと知ることができたかなという感じです。



ハンドボールのデンマーク対ポーランド戦を見る

2019-06-21 15:55:52 | 日記
 これまで何回か書き込んだのと同様、ブルーレイレコーダーのハードディスクの肥やしとなっていたリオデシャネイロオリンピックのハンドボールの準決勝デンマーク対ポーランド戦を見ました。以前放送予定ではもう一つの準決勝のフランス対ドイツが放送されるとなっていたのですが、放送されずちと残念。ポーランドばかり見ている感じがします。

 前半はデンマークのリズムで試合が進みました。デンマークの得点が常に先行しポーランドが追いかけるという展開になりました。デンマークはキーパーが好セーブしていましたし、リズム良く試合を進めていた印象なのですが、凡ミスがちょこちょこあってそれをポーランドが得点に結びつける展開になっていた感じです。デンマークがノーマークのシュートのミスやパスミスなどをしなければ得点差が開いた気がするのですが、前半終了時点でデンマークの一点リードで終わりました。

 ポーランドディフェンスは最初デンマークのエースプレイヤーのマークを厚くするディフェンスを敷いていたのですが、他のデンマークのプレーヤーに得点を重ねられ、エースプレイヤーへのマークを緩めるとデンマークのエースプレイヤーにロングシュートを決められるという苦しい展開になりました。しかし前半の後半ではディフェンスを修正してきてデンマークオフェンスへの守りも硬くなってきたように感じました。ただ、試合の主導権を握るというところまではいかなかったという感じでした。

 後半に入ってからは前半にはポーランドは退場がなかったのですが何回か退場があり、デンマーク優位な展開になったのですがポーランドのキーパーがデンマークの選手のシュートをことごとく跳ね返してデンマークに主導権を渡しませんでした。前半とは逆にポーランドが得点を先行させてデンマークが追いつくという展開になりました。そして最終版。デンマークがシュートを決めて一点リード。最後のポーランドの攻撃で試合終了間際にポーランドが得点を決めて同点で延長になったのでした。しかもデンマークは退場者がいるので一分半ほど不利な体勢での試合となります。

 延長戦が始まって退場者がいる不利なデンマークが立て続けに得点を重ねました。逆にポーランドは得点が止まってしまい最後追い上げましたが最終的には一点差でデンマークの勝利となりました。

 テレビの解説の方も言われていたのですが、ハンドボールをプレーするにあたって松脂というのは結構重要なのです。松脂を手に付けるとボールのキープ力があがります。シュートもかなり変幻自在なシュートを打てたりします。ヨーロッパ諸国だと体育館での試合でも松脂の使用が認められているのですが、わが国ではほぼ体育館での試合で松脂の使用は認められていません。体育館の床が汚れるということからです。ですから松脂の代わりにカーペットとかを固定するするためり両面テープを指に巻き付けて松脂代わりに粘着力を上げてプレーしています。この点も日本が世界のハンドボールから遅れをとっているところです。私のような手の小さい人間にとっては松脂が使えたらずいぶん助かっただろうなあと思ったりしています。







ハーツオブアイアンIIIのフランスでのプレイをリセットする

2019-06-17 21:15:17 | 日記
 ハーツオブアイアンIIIをフランスでプレイしてきました。プレイするにあたっての方針は、マジノ線の要塞のレベルは10なので配備されている師団に多少増強すれば守れるだろう。残った余力をベルギーとの国境沿いに要塞を建設してドイツ軍の侵攻に備えようというものでした。ですから生産は歩兵師団と要塞の建設のみ。海軍や空軍の投資はあきらめ、技術開発も陸軍中心の開発を行っていました。

 そして史実通りのことが次々と発生して、ついにドイツ軍がポーランドへと侵攻。第二次世界大戦がはじまりました。ベルギーとの国境線の要塞のレベルは4~5です。やはり中途半端な感じになってしまったなあと思っていたところ、マジノ線の要塞にもドイツ軍が攻撃を仕掛けてきます。要塞のレベルが10あれば一個師団程度の攻撃なら撃退できるだろうと思っていたら、それは全く甘い考えでドイツ軍に要塞が占領されてしまいます。あれれ。

 私が最初に考えたフランス軍の戦い方の前提条件が根底から覆されてしまいました。ベルギー国境沿いから部隊をまわしたら侵攻してきたドイツ軍を撃退できるかもしれませんが、その次にフランスに本格的にドイツ軍が侵攻してくるときにはどこの戦線も全く耐えることができないことは明白となってしまいました。

 そこで、シミュレーションゲームでの必殺技であるリセットをすることにしました。そして今度はベルギー国境沿いに要塞を築くというようなことはせずに、全力で歩兵師団と戦車師団を生産してドイツ軍を迎え撃つ体制をとることとします。


ハンドボール女子ノルウェー対ロシアを見る

2019-06-08 14:01:22 | 日記
 これまで同様ブルーレイレコーダーのハードディスクの肥やしになっていたリオデジャネイロオリンピックのハンドボール女子の準決勝ノルウェー対ロシアを見ました。

 これまでは男子の試合ばかりだったので初めての女子の試合です。女子の試合を見て感じたのは、私レベルのハンドボールのプレイヤーといってもプレイをしなくなって25年はたつのですが、男子の試合は選手の能力が私レベルでは問題外でして想像すらつかないレベルのプレーをしているのですね。パワー、個人技とても真似できるはずもありませんし、自分が経験した試合の中でも相手のチームのプレイヤーもとてもそんなプレーはできませんでした。つまりレベルが違いすぎて実体験からかけ離れているのですね。

 それが女子の試合だと実体験から想像がつく感じなんですよね。球回しからのずらしのプレーやカットイン、ポストやサイドのプレイ。そしてちょっと変則なステップシュートとか、自分たちもやっていたプレーと同じプレーをやっているのでわかりやすいという感じがします。ですがたぷんプレーのスピードや身体接触は私たちのプレーよりもずっと激しいものだと思うのですけれどもね。男子のプレーがとても真似できないのに対して、女子のプレーたとレベルの違いはあるとしても自分たちがやっていたプレーにつながるのですよね。

 でノルウェー対ロシアですが、どちらも強国どおしとのことです。試合の展開はロシアが先行してそれをノルウェーが追いかけるという展開でした。お互い点を取り合ってハイスコアな試合になりました。そして試合は同点で終了。延長に入りましてからくもロシアが逃げ切り勝利となりました。もう目が離せない展開でずっとテレビの画面に釘付けの好ゲームでした。

 延長にまでもつれ込んだのはロシアの7mスローをノルウェーのキーパーが4本か5本止めたことにあります。それが決まっていたら延長に入ることなくロシアの勝利だったと思います。7mスローを神がかって止めたノルウェーのキーパーはすごかったです。めいっぱい前にでてシュートコースを狭めたり、めいっぱい下がってキープしたり、ロシアの選手が自滅したって感じでした。

 それにしても、延長となった試合。どちらにも勝ってほしかったし、負けてほしくなかったって感じで、試合終了後ロシアの選手も涙。ノルウェーの選手も涙。久しぶりにスポーツ中継で感動してしまいました。


グランドパワー別冊のドイツIV号戦車Vol.3 G型を読む

2019-06-05 15:50:47 | 日記
 グランドパワー別冊のドイツIV号戦車Vol.3 G型を読みました。Vol.1と2は短砲身の75mmを搭載したIV号戦車がとりあげられていましたが、Vol.3よりF2型を含めたG型として長砲身の75mm方を搭載したIV戦車の記事と写真や解説になりました。

 第二次世界大戦がはじまった当時のドイツ軍は主力戦車は37mm砲を搭載したIII号戦車で、短砲身の75mm砲を搭載したIV号戦車は支援戦車の位置づけでした。しかし、III号戦車IV号戦車とも数は少なく、軽戦車であるI号戦車とII号戦車、チェコが開発した35(t)と38(t)戦車がポーランド戦、フランス戦では数多く使われました。

 その後III号戦車は50mm砲を搭載しましたが、サイズ的に長砲身の75mm砲は搭載できず、独ソ戦でソビエトの傑作戦車T-34に対して苦戦することとなりました。IV号戦車が長砲身の75mm砲を搭載することによってようやくT-34と戦える戦車をドイツ軍が持てたといえると思います。しかし、それは優位に立ったという意味ではなく、T-34の避弾経始を利用した装甲に対してIV号戦車は避弾経始が考慮されてはおらず、防御力ではたぶんT-34が有利であっただろうと思います。ですから正面から打ち合ったらIV号戦車が打ち負ける可能性があると思いますので、戦い方としてはT-34の側面や後面を狙うことには変わりがなかったのではないかと思います。

 ということで、長砲身を搭載したIV号戦車がドイツ軍の主力戦車となったわけですが、ドイツ軍では避弾経始を考慮した装甲を持ち、IV号戦車の75mm砲よりさらに長砲身化した75mm砲を搭載したV号戦車パンターを開発して戦闘に投入しました。性能的にはIV号戦車を大きく上回りT-34に対しても優位に戦えましたが、大量生産を行ったとはいえIV号戦車にとってかわるだけの台数を生産できたわけではありませんでした。台数的にはまだまたIV号戦車が多く生産されてG型以降もH型J型が開発されて生産され、IV号戦車はドイツ軍の主力戦車として活躍しました。

 私的には戦車としてイメージする形というのが、T-34、M4シャーマンなどなどある戦車の中で一番ぴったりくるのが子供の時からIV号戦車の恰好なんですよね。あのカクカクした直線で形作られたスタイルが私の中では戦車のイメージとして一番ピッタリしているのです。ですから、なんとなく昔からIV号戦車は好きな戦車なんですよね。性能などよりイメージ先行なんですけれどもね。