トーネードの無職生活

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昔テレビで放送されたアニメ「決断」を見る

2019-08-19 10:48:06 | 日記
 8月15日の終戦の日近辺になると、太平洋戦争に関係する番組や映画などが放送されます。そういった流れのひとつだと思うのですが、CATVのチャンネルNECOで映画の録画の予約をしようとしたとき、私が小学校の頃にテレビで見た記憶のある「決断」という太平洋戦争の日本軍を描いたアニメが放送されることを知って録画の予約をしました。

 私の中では「決断」という太平洋戦争の日本軍を扱ったアニメを見たという記憶はあったのですが、その内容は全く記憶に残ってはいませんでした。まだ第5話まで見たところなのですが、日本軍を英雄のように描いたりはしていなくて、淡々と事実のみを描いていました。例えばマレー半島に上陸してシンガポールを目指す戦いがあるのですが、その中でスリムという場所にイギリス軍が強力な陣地を作って待ち受けていました。史実では日本軍の戦車が夜襲を行い突破したのですが、そのエピソードをきちんと描いていました。

 「決断」が放送された当時は大戦を経験された方がまだ多く生活されていた時代なので、きちんと事実のみをたんたんと描くことに意を用いたのだろうと思います。旧軍を賛美するような描き方をしたら放送することができなかったであろうと思います。

 この「決断」というアニメは以前からまた見てみたいなあと思っていたので、たまたまですが放送されることを知ることができて録画してみることができて、とてもラッキーでした。


 ところで話は変わるのですが、ヒストリーチャンネルで放送された歴史番組で山本五十六を取り扱った番組を見ました。もともとはTBSがつくった番組のようです。歴史番組なのですがあまりにずさんな内容にあきれてしまいました。

 日本軍がミッドウェーを攻略しようとした要因に、アメリカ海軍の機動部隊が空母に陸軍航空部隊のB-25という双発爆撃機を搭載して空母から発刊させて、日本各地を空襲してそのまま中国大陸まで飛行して国民党が支配する地域まで飛んで行くという作戦を行いました。いわゆるドウリットル空襲です。その際番組内で放映された爆撃機の写真はB-17という四発爆撃機でした。太平洋戦争について多少かじったことのある人ならこんな間違いをするはずがありません。B-25が特殊な爆撃機で写真が少ないなんて事情があったわけではなくて、アメリカ軍の双発爆撃機として大活躍した写真も沢山ある機体です。このような基本的なところで誤った写真を写すなんぞとても歴史の番組とはいえませんな。ディレクターなりプロデューサーなりの見識が疑われます。というあきれたお話でした。