今回のコンクールは作品点数からすると大成功です.
その中で激しい競争が繰り広げられることにぞくぞくします.
事務局も変わってもらったので私が届かない情報も少なくないので,なんだかここ数年と異なる環境にそわそわしてしまいますが,なんだかんだでいよいよ週明けには最終審査会が開催されます.
この地域を代表する文人のみなさんの生の意見がバンバン出てきて実に迫力があるのですが,その場に同席できるというのは実に幸せなことです.
TVなんかで紹介されるどこかの詩や俳句では,世相を反映してか,刹那的な笑いに走ったり,擬音をおもしろおかしく使うだけの作品が最優秀になってたりしていますが,ああいうのって子どもの能力を真剣に評価する気があるのかなって疑問に思ったりします.
私なんかは文学への知識も浅く狭くで,意見も軽いものですが,それでも評価されて誇りに思える人を選び,評価されて誇りに思える機会を作って,才能の存在を本人に自覚させるということに,努力することは世代を超えた責任ではなかろうかと思います.
はたと気がつけば,社会の成長と発展のための他力本願ですが,それでもできることは少なくないのではないでしょうか.
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