ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

トルコも、場所によって、ずいぶん違いまっせw

2014年02月11日 06時57分00秒 | トルコ文化
日本でも
地域によって

方言があったり
雰囲気が違ったり
するように

当然。
ここ、トルコでも

地域によって
喋り方も、アクセントも

ジェスチャーも
全然、変わるんっすよ、

ってな
CMがありんす。

鶏肉メーカーの
作ってるCMのシリーズモノw

演じてる女優さんが
いかにも

地方の雰囲気を
醸し出していて、おかしいw

もちろん
トルコ語、わからんといかんのですが…。

最初は
ムーラ県、エーゲ海地方編。

地中海とエーゲ海が
ちょうど

ぶつかる辺りにある
ムーラ県。

暑そうで
かったるそうな雰囲気でしょw

服装も、
胸元が開いて

かなり
オープンな感じw

キッチンも
地中海~!って感じでしょ?



こちらは
トラブゾン県、黒海地方編。

実は。
ひつじ飼いも

この女優さんの
言ってること

半分くらいしか
わからないww

黒海地方、特に
東部は、訛りが強く

トルコ人同士でも
会話が成り立たないこともww

服装も、
わが道を行く、っていうか

古風、というか
伝統的、というか。

古き良き雰囲気が
伝わってきますわww

キッチンも
木製の、黒海方面ムード。



最後は
アダナ県、南東地方編。

アンテップ、アダナのように
南東地方の人って

格好も、派手だし
ジェスチャーも、大袈裟w

じゃらじゃら着けてる
金製品も、いかにもww

なんつ~の?
みせびらかしたがり、というか

見栄っ張り
というかww

今にも
踊りだしそうな
イキオイでしょw

この、
一発気合いれて

いったるで~!みたいな
キップの良さ、みたいなんが
ありやすww



ついでに。
「小話」のおまけ。

これも
地方の雰囲気を

よく伝える
お話。


*************

「カイセリ人の気性」

むかし、むかし。

ある地方の村に住む
ユダヤ人が

ひとつ、
商売を起こしてやろう、と

街に出る
決意をした。

村から旅にでて
カイセリまで、たどり着いた
ユダヤ人は

ここで、
あるハタゴに宿をとる。

そして、そこの
小間使いの少年を
呼び止めて、こう言った。

「おい、坊主。この金をもって、町まで行ってくれ。
そこで、わしの腹をいっぱいにして、乗って来たロバの腹も
いっぱいにできて、しかも、夜通し遊んでも
飽きないモノを、買ってきてくれ。」

少年は
「わかりました。お客さん」
と言うと

宿を出て
すぐに、戻って来た。

「買ってきましたよ」
少年が、

持って帰ってきたものは
スイカ、だった。

「スイカの実を食べて、お客さんは、
お腹をいっぱいにしてください。
皮は、ロバを腹いっぱいにするのに、
十分でしょう。残った種で、一晩中、遊べますよ」

これを見た、ユダヤ人は
「ハタゴの小間使いの子供でさえも
こんなに、機転がきくのでは、
ここの大人達とは、
とても競い合って、商売はできん」
と言って

次の日、カイセリを立って
別の場所へ、と移って行ったそうだ。


*************

ユダヤ人、といえば
商売上手。

古代のアナトリアには
ユダヤ人も、

たくさん
住んでいたんだそうです。

そのユダヤ人が
舌を巻くほどの
頭の回転の速さ。

カイセリは
2000年以上前から

都市、として
栄えてきた街。

カイセリ人は
トルコ一の

良くいえば
商売上手、メハシが利く

悪くいえば
ずる賢い、人達、だそうで。

カイセリでは
商売ができない、男の子は

しょうがないから
学校で、勉強して

他の道を目指せ、とも
言うんだそうだwww

どう?
トルコも、場所によって

ずいぶん
違うもんでしょ~~www




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