ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

エリモピクシー17 募集時情報

2006年01月30日 | エリモピクシー17

一族の悲願であるG1制覇が絶対条件、
裏切らない超良血の神髄を見せつける


○母&母系解説(Family Story)

産駒が重賞11勝を制する奇跡の母、
ラストクロップがまだ見ぬ夢を実現

母エリモピクシーは、芝マイル戦で争われる、OP特別ファイナルSを1番人気で制したのをはじめ、計7勝をあげた一流競走馬。
G3福島牝馬S3着、G3愛知杯3着、G1エリザベス女王杯4着と、重賞競走でも地力の高さと優れた安定感を示しました。
母馬としての足跡も素晴らしく、これまでに、G2スワンS、G2デイリー杯2歳Sに優勝したリディル、G2デイリー杯2歳Sを皮切りに、重賞を6勝したクラレント、G2マイラーズC馬レッドアリオン、G3京阪杯勝ちのサトノルパンといった重賞を制した牡駒たちを輩出しています。
また、G2阪神牝馬S2着の牝駒レッドアヴァンセ、今後の活躍に大きな期待が懸けられている牝駒レッドオルガ、牡駒レッドヴェイロンと、いずれも現役で走る当クラブ所属馬たちにも、優秀なタレントが揃っています。
そして、父に大種牡馬ディープインパクトを迎えて誕生した牡駒が、名繁殖牝馬のラストクロップとなるエリモピクシー17。
文句なしの名血を受け継ぎ、兄姉たちをさらに超える大成功を誓います。

○配合診断

名繁殖牝馬×ディープ産駒は、しなやかさと軽さに富んだ一流マイラーに成長

サトノルパン、レッドアヴァンセ、レッドオルガの全弟で、リディル、クラレント、レッドアリオンの3/4同血の弟で、レッドヴェイロンの半弟。
母エリモピクシーはエリザベス女王杯馬エリモシックの全妹にあたり、自身も京都牝馬S3着などオープンで活躍しましたが、相手種牡馬が何であれ毎年オープン級のマイラーを送りつづける名繁殖牝馬です。
ディープインパクトとの配合ではLyphard4×3とSirIvor≒Drone≒デプスのニアリークロス5×4×4になり、しなやかさと軽さに富んだマイラーが出やすい配合といえます。
ただし牝馬だとしなやかさや柔らかさが勝ちすぎて、若い頃はやや線が細く、芯が入って完成するまで時間を要する傾向もみられます。
本馬は牡なので、サトノルパンがダービーやNHKマイルCに駒を進めたように、早期から素質を見せてくれることでしょう。

○馬体解説

各部位が長所になる理想形、顔付き、目付きに飛び抜けた大物感

飛節の可動域が広く、大きな推進力を生み出す原動力となる後肢は、強調すべきストロングポイント。
また、美しさがある長めの首差し、程良い深みと厚みを持ち、胸筋の柔軟性にも優れている胸前、十分な容量を持ち、なおかつ形状も良好なトモ、肩の傾斜角があり、伸びや容積もある胴といった各部位も、馬体面の長所となっています。
もう一つ、性格が素直で涼やかな目付き、顔付きをしていることも、この若駒の大きな特徴。
特に優秀な兄姉たいちをも上回る、顔付き、目付きの素晴らしさは、飛び抜けた大物感を醸し出す要因となっています。
距離適性はマイル~2000m戦にあり、仕上がりも早そうです。




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