堅調に使い続けられ23戦目を迎えるアリオン君
明け5歳になった今年こそは重賞タイトルをの期待胸に膨らませ、
まずは重賞戦線に殴りこむ為にもここでの賞金加算が重要な一戦
ただですねぇ・・・この日は予報
前走リゲルSで不良馬場で惨敗した記憶が思い起こされ、
つくづくアリオン君は持ってないのかなぁっと競馬場への道すがら思っていましたが、
途中パラつくことはあっても本降りになったりすことなく、
レース時点では雨も上がっていて、馬場も良馬場発表
逆に出走を考えていた小倉大賞典は雨の重馬場となっていて、
なんとなくアリオン君に天が味方する展開
そんな中まずはパドック登場。
いつもの甲斐助手と共に、まずはなでなでされて
なんか5歳になってほんと落ち着いてきた雰囲気。
パドックでは全然チャカつくことがなかったですよ
馬体重が前走よりマイナス12キロでちょっと減り過ぎたかな
と思わないでもなかったですが、見た目細め感ないし、
今回の結果からも絞れたベストが今の体重なのかもしれません。
昨秋からのレースでの結果は、
西宮S 484キロ 1着
富士S 488キロ 3着
マイルCS 494キロ 14着
リゲルS 496キロ 8着
リゲルS時の496キロはデビュー以来の最高馬体重でしたが、
レース前の調整が西宮Sでなまじ緩めの調整で結果が出ちゃったんで、
その後の調整が若干緩くなっちゃったのも影響あったかもね。
あとはやはり後ろからの競馬が多かったというのもあるかも。
小牧さんは掛る前提でアリオン君に騎乗している節があったしねぇ
なので今回鞍上が川須君に変わったことで、
変化があるかもと期待していました
アリオン君は掛らないよう抑え込むより、
如何に気分良く走らせれるかが一番のキーポイントな仔だと思いますから
嫌気をさしたらもうそこで終わりですから
ねー?
とまれーの合図。
ふーん。
パドックでの騎乗はなく、先生チェックも終わり、
いよいよ本馬場へ
鞍上が乗って気もノッてきた雰囲気。
レースはまずゲート。
相変わらず首振ってますねぇ
いつものように甲斐助手がギリギリまでゲート内にいてくれてます。
先入れ奇数の13番てのが気になってましたが、若干不安が高まるスタート前
でもいざスタートが切られるとポンといい感じに出てくれました
2Fぐらいで先頭に踊り出るぐらいの勢いで前に行きましたが、
そこでスッと折り合って好位4番手付近の外目でのレース運び。
3コーナーで仕掛けることもなく、先頭に並びかける勢いのまま、
直線を迎えてあとは逃げ粘るラインスピリットを捉えるのみ。
残り200mを切って捉えて、ここでアリオン君らしく舌だし
そのまま遊びつつ2着馬に1馬身半差をつけての1着ゴールイン
いや~久しぶりに完勝のアリオン君が見れました
気持ちいいーー
やっぱりこういう前で競馬しての完勝劇がアリオン君に一番合うと思います
川須君も結果が欲しかったでしょうし、必至だったみたいですね。
最後ゴール前はフォームがバラバラでしたし、
入線後に左手で派手なガッツポーズも入っていたし
今回は口取りの権利が当たっていたので、嬉しさも倍増
アリオン君との口取りは未勝利勝ち以来なんで2年以上ぶり
この日はリーガル君でも口取りをさせてもらっていたので、
まさかの1日2回の口取りは嬉しさ爆発でした
愛馬が1日2勝すること自体初めてでしたし、
やっぱり口取りに参加できるのはほんと一口をやる醍醐味です
ウイナーズサークルへの道すがら橋口先生にお礼を言って、
アリオン君を待っていると、結構気が立ってるアリオン君が登場。
息も上がっていてその激闘ぶりが伺えました。
写真撮影の為に並ぼうとしましたが、アリオン君が暴れて、
樹脂の花壇を蹴ったりしてビックリしましたが、サッと並んで撮影終了。
先生の「もういい、もういい」と早く解放してあげろとの声と共に、
早々にアリオン君は帰って行きました。
花壇を蹴ったことで何かないかなと心配していましたが、
その後の様子からは大丈夫のようでホントよかった
今回はお疲れ様でしたアリオン。そしてありがとう
その後すぐ表彰式が始まるのではなく、東京でのフェブラリーSが行われ、
その後に表彰式が行われました。
口取り後の嬉しさの余韻の為か、なんかウイナーズサークル内で観戦したフェブラリーSは、
正直気持ち入らず、へぇコパノ連覇したかぁと眺めただけでした(笑)
ところで、今回、
ウイナーズサークルでアリオン君の撮影途中でポラロイドを焚いて写真撮ってる人がいて、
カメラマンが止めてくれと注意していましたが、
意識してやってるのかどうかわかりませんが、それだけは絶対に止めて欲しいし、
まず写真撮る前にポラロイドを止めてるかどうかぐらい確認して欲しいですよね。
それが競馬場で写真撮影する一番最低限のマナーだと思います。
そもそも距離もあるし、室内でもないのにそんな効果ないだろ
これでアリオン君になにか起こっていたら、その人のこと一生恨みますよ。
ほんと花壇蹴った時はヒヤっとしたんですから
1回京都8日 |
11R |
洛陽S |
芝1600m |
天候:曇 |
芝:良 |
着 順 |
馬名 |
馬齢 |
斤量 |
騎手 |
タイム |
着差 |
推定 上り |
馬体重 |
単勝 人気 |
1 |
レッドアリオン |
牡5 |
56.0 |
川須栄彦 |
1:33.6 |
|
34.3 |
484 |
-12 |
3 |
2 |
ラインスピリット |
牡4 |
56.0 |
森一馬 |
1:33.8 |
1 1/2 |
34.7 |
432 |
-2 |
12 |
3 |
トーセンレーヴ |
牡7 |
58.0 |
A.シュタルケ |
1:33.8 |
ハナ |
34.2 |
484 |
+8 |
9 |
ハロンタイム |
12.1 - 11.3 - 11.8 - 12.2 - 11.7 - 11.2 - 11.4 - 11.9 |
上り |
4F 46.2 - 3F 34.5 |
3コーナー |
4,3(2,7,13)(6,12,14)-(1,8,15)(16,10)(5,9)-11 |
4コーナー |
4(3,13)2(7,14)(6,12)15(1,8)(16,10)(5,9)11 |
13:愛馬(勝ち馬)
コメント
川須騎手
跨った時から雰囲気が良く、返し馬でも好感触を掴むことが出来ました。 ゲートも先入れでしたが、今日はこちらが構えなくても落ち着いてくれていましたので、スタートはしっかり出てくれました。 勢い良く飛び出して行ったので先頭集団に取り付きましたが、手応えがいつもより良く、無理に引っ張りつけて馬の気分を損ねるのを避けて、前半は前で運ぶ形。 道中もロスなく進められていたので、直線に向いてからの馬の出方を見ていました。 今日は本当に状態も良くて反応もしっかりあったので、後ろの馬を待ったりせずに、逃げていた馬を捕らえることだけを意識しました。 追い出してから遊んでしまう馬ですけど、前の馬を目標にできたのは良かったと思います。 お天気も雨が降り過ぎずに我慢してくれましたからね。 良馬場でできたのは本当に良かったです。 前走からしっかり体を絞って良い状態で送り出してくれた、先生や厩舎スタッフにも感謝したいです。 アリオンで久しぶりに勝たせて頂いて、とても嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。 |
橋口調教師
体もしっかり絞れていたので、好走していた時と同じくらいの馬体重で出走できました。 今日は言うことが無いくらいの完勝でしたね。 天候も味方につけることができましたし、川須騎手も力を信じて正攻法の競馬をしてくれました。 この後は状態を確認して、次走を決めようと思います。 |