この1年、目立った活躍が出来ずにいるアリオンくん
活路を求めて35戦目にして初のスプリント戦へ参戦
スプリンターズSの前哨戦でトップレベルのスプリンター達が集う一戦。
馬体重は前走からマイナス4キロの474キロ。
最終追い切り後の金、土と坂路入れてましたからねぇ
かなり気合注入されての登場
単勝はもっとつくと思っていたんですが、なぜか7番人気で20倍台と。。。
なんだろ?鞍上人気?
馬体はきっちり仕上がってました
トモの雰囲気もGOOD
まぁこのレベルになるとどの馬もしっかり仕上がってましたが。
特に宮記念でレコード勝ちしているビッグアーサー。
初めて生で見たんですが、
いや~トモのボリューム感がハンパないです
あとラヴァーズポイントもなかなかのモノですよね。
安田記念以来の横断幕とツーショット
横には地方から出戻ってきていたレッドラミアの横断幕もありましたよ。
マイナス45キロというなかなか聞きなれない馬体重の増減になって驚きましたが
気合ノリ十分のこの日は、
ブンブンと縦への首フリが多かったですよね~。
でもイレ込んでるというより適度に気合が入っていてよい傾向に思えました
これ見ててレースで行く気出してくれるんじゃないかなぁっと
タテガミが乱れるたびに甲斐さんがつくろってあげてました
もちろん?
いつもの首まげもありました
2走前から装着しているクロス鼻革はそのままで、
ハミは通常にもどして。
とまーれー。
しばらくジっとしてると、
ね~遊んでよ~
と甲斐さんの左手をカミカミ
まて~
フンフン
にぃ~
ウッシッシ~
と束の間の戯れ。
この日いらっしゃったのは甲斐さんと山手さんのみ。
どうやら橋口慎介先生はピークトラムの中山のようですね。
あちらはG3でこちらはG2なんですけど~。
そして今回の鞍上は、
Y・T
そうレジェンド武豊
4000勝があと1つというところだった為に、
アリオンくんもメディアではそちらで注目浴びてましたね。
豊さんと会話する甲斐さんをジロ見するアリオンくん。
退避所ではいつもみんなとは離れて過ごすアリオンくんですが、
今回はみんなと一緒に回ってましたね。
そしてレースでまず心配していたスタート
今回はちゃんと出ました
この時点でよっしゃーーっと心の中でガッツポーズだったんですが、
さすがにスプリント戦ではいきなり先行することは出来ずに結局は後方から
外枠だったら違ったのかもしれないけど、ずっと外に馬がいたので外に出すことも出来ず。
結局終始内々の後ろからだったので、
直線全開で追うことができず、
ゴール直前なんて前が壁になって頭上げてましたもんねぇ
これが持ってる仔なら最内がポッカリ空いてそこを突く、
なーんてこともあったりするもんですが、
差を詰められず0.4秒差の6着
掲示板を逃がしたのは残念でしたが、
ただ馬込みの中でも最後までヤル気を無くさず走れていたのは、
良かったんじゃないですか
この距離なら集中力が保てるってことなんでしょうか。
豊さんからもこの距離がいいんじゃないとの助言が。
さぁ今回の1戦がまた違った一面をアリオンくんにもたらしてくれたのでしょうか
次のレースでその真価が問われます
それにしても逃げ勝ったビッグアーサーは強かったですねぇ
一瞬スノードラゴンとつぶしあうような感じだった時は、
「いいぞー」っと心の中で喝采だったんですが、
思い切って逃げに出た鞍上の一瞬の判断と、
最後1ハロンは12.5とさすがにスピードが落ちましたが、
前半10秒台が続くハイラップでの逃げ切り勝ちは、
お見事としかいいようがなく完敗です
4回阪神2日 |
11R |
セントウルS |
芝1200m |
天候:晴 |
芝:良 |
着 順 |
馬名 |
馬齢 |
斤量 |
騎手 |
タイム |
着差 |
推定 上り |
馬体重 |
単勝 人気 |
1 |
ビッグアーサー |
牡5 |
58.0 |
福永祐一 |
1:07.6 |
|
34.5 |
524 |
+4 |
1 |
2 |
ネロ |
牡5 |
56.0 |
内田博幸 |
1:07.8 |
1 |
33.8 |
464 |
+4 |
2 |
3 |
ラヴァーズポイント |
牝6 |
54.0 |
川須栄彦 |
1:07.8 |
クビ |
34.1 |
514 |
+8 |
9 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
6 |
レッドアリオン |
牡6 |
56.0 |
武豊 |
1:08.0 |
|
33.6 |
474 |
-4 |
7 |
ハロンタイム |
12.3 - 10.2 - 10.6 - 10.8 - 11.2 - 12.5 |
上り |
4F 45.1 - 3F 34.5 |
3コーナー |
1,13-11,8(4,10)12(5,9)2,6(3,7) |
4コーナー |
1-13,11,8,10(4,12)9(5,2)(3,6)7 |
5:愛馬、1:勝ち馬
コメント
武豊騎手
ゲート内でも大人しかったですし、スタートは良かったですね。 初めてのスプリント戦になるので、出てからの二の脚が速くない分、ポジションは下がってしまいましたが、掛かる感じもなく折り合いもしっかりつけられて、脚を溜めることができました。 追い出してからも反応は良くて、いい脚を使えていたのですが、ラスト100mくらいでスペースがなくなって追えなかったので、最後はもったいなかったですね。 今日の競馬での感触からマイルよりこちらの距離の方が良さそうですので、スプリント戦の流れに慣れてくれれば、もっと走りの幅も広がるはずですよ。 |