2018年4月13日 (坂東牧場) |
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右前球節に軽い捻挫を生じていたため一旦楽をさせましたが、程度は軽く既に円馬場で運動は始めています。 来週からは徐々に元のメニューに戻していけると思います。 捻挫もありましたが、もともと馬体をふっくらさせたいと思っていたので、さほどメニューに狂いはありません。 今は我慢の時だと思っています。 前回もお話しましたが、馬体の見栄えは悪くても、持っている素質はローゼス以上と思っている馬です。 それにローゼスも今時期はそこまで強い馬ではなかったですからね。 じっくり進めていけば、ああして走ってくれることをお兄さんが証明してくれましたし、本馬に関しても焦りは禁物との思いで丁寧に育てていきたいです。 |
2018年5月1日 (坂東牧場) |
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捻挫の影響はなくこの中間からキャンター3400mの騎乗運動を再開しています。 もともと捻挫自体は軽度なものでしたし、馬体回復も合わせてのリフレッシュと考えていましたが、そのおかげでこの2ヶ月で体高が2センチ、体重が30キロ近く増加しています。 馬に合わせてじっくり進めてきた成果が、少しずつですが、着実に実になってきたのを感じています。 要所に筋肉がついたことで走りもまとまってきましたし、暖かくなるこれからは更に良化が見込めます。 とはいえ焦りは禁物ですから、今後もこれまで通り馬に合わせてじっくり育てていきます。 |
馬体重442キロ |
2018年5月15日 (坂東牧場) |
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引き続き周回キャンター3400mをじっくり乗っています。 捻挫に関しては問題ありませんが、体重は少し減ってしまいました。 乗り出してすぐに減ってしまうのはまだ中身がしっかりしていないということだと思いますが、それでもこの数ヶ月でかなり増えていたこともありますし、毛艶などは悪くないので特に心配はしていません。 とにかくこの馬に関しては焦らずじっくりというスタンスは変わりません。 育成馬の中でも素材の良さは上位に評価している馬ですし、辛抱強く素質を開花させてやれればと思っています。 |
馬体重434キロ |
2018年5月31日 (坂東牧場) |
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。 |
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引き続き周回キャンターを長めからじっくり乗っています。 F20秒ペースを基本として、状態に合わせてF17~18秒ぐらいまで伸ばしています。 このタイムなので何とも言えませんが、捌きの良さや素軽さは相変わらず評価できる点です。 馬体を見ても非力な印象は否めませんが、暖かくなってきて肌の張り艶などは良くなっているので、競走馬らしい精悍さは増したように思います。 まだ腰が甘いので疲労が溜まる前にケアするなど対処しつつ、体調や馬体重を見ながら坂路入りも検討しています。 |
馬体重436キロ |
2018年6月15日 (坂東牧場) |
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。 |
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この中間もキャンターをじっくり乗って体力強化を図っています。 このメニューなら馬体重が減ることもなく、馬体のつくりも徐々にしっかりしてきました。 まだ細いつくりではありますが、これはすぐに改善することではないので、地道な乗り込みで解消を図っていきます。 総じて悪い方には向かっていませんし、走りそのものの感触も向上してきたのを感じます。 |
馬体重442キロ |
2018年6月29日 (坂東牧場) |
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。 |
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まだ追い切りは控えていますが、F17~18で乗る距離を延ばし、徐々に調教負荷を上げています。 キャンター時の走りは四肢を伸ばした大きなストライドで活気もあって、競走馬としてのセンスが感じられます。 まだ非力ですが、力強さが加わってくれば将来が楽しみになってきます。 引き続き土台をしっかりさせるメニューを継続します。 |
馬体重444キロ |
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