2014年11月1日 (保利厩舎在厩) |
保利調教師コメント
今朝、来週のレースへ向けての本追い切りを行いました。 半マイルから51.0-25.0という時計。 しっかりとやりましたが走りには余裕もあって、これならという動きを見せてくれました。 この動きなら期待を持ってレースに送り込める、やはりいいエンジンを持ってる馬だなと、内容のある最終調整ができたことを喜んでいたのですが、その後に右前の球節に腫れが確認されました。 少し熱を持っているのですぐに冷却していますが、腫れの状況を見てレントゲンを撮ろうと思っています。 来週の出走については見合わせて、まずは脚元の回復を最優先に進めます。 松田先生から弱い処がある馬と聞いていましたし、自分で見てきて同じ印象を持っていましたので、調整面はもちろん運動後も慎重にやってきたのですが・・・すみません。 |
2014年11月5日 (保利厩舎在厩) |
保利調教師コメント
冷却を続けているので、腫れも熱も引いてきて見た目には気にならないくらいですが、レントゲンを撮ってみたところ、骨膜が出ていて中筋に痛みがあるという診断でした。 松田先生も自分で状態を確認したいということですので、金曜日に栗東トレセン近郊の島上牧場へ運ぶことになりました。 レース目前でこのようなことになってしまい、本当にすみません。 引き続き脚元のケアをしっかりして、金曜日の馬運車に積み込みます。 |
2014年11月7日 (島上牧場) |
本日、島上牧場に移動しました。 明日、獣医師による詳しい検査を行う予定です。 |
2014年11月12日 (島上牧場) |
エコー検査の結果、右前球節部分の繋靭帯に炎症が確認されました。 さらに管骨の横部分の繋靭帯にも炎症が見られ、そちらの方は押すと痛がる状態。 獣医師の診断によると、程度としてはそれほど重傷ではないものの、生まれもった肢勢から今後も同様の症状を起こす可能性は高いだろうとのことでした。 これから中央復帰条件(3勝)を挙げる必要があること、またその過程においても常に再発の可能性がつきまとう状況を踏まえ関係者間で本馬の進退を協議した結果、残念ではございますが引退の結論に至りました。 出資会員の皆様には、追って書面にて詳細をご報告いたします。長い間、レッドロザリー号にご声援いただき、ありがとうございました。 |
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