「フォトエッセイ」 2020年05月19日 | 写真 「木」で出来た物は、驚くほど速く、朽ちて 消えてしまいます。一方、対照的に「石」で出来た 物は長く残っている事が多いと感じます。石で出来た 「道標」もその一つです。 例えば、この道標には、「左 くまの道」と なっています。 下の写真の道標には「すぐ熊野道」となっています。 道標が作られたのは、天保九年(1838年)でした。 因みに「すぐ」は、真っすぐ、の意味です。 上記、道標の左側の側面には「東・きみいてら」と なっていて、「紀三井寺」の方向を指しています。