源太郎のブログ

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「フォトエッセイ」

2020年05月21日 | 写真

私が関心を持ったのは、それ程、たいした事ではありません。

ビニールハウスの扉です。何故扉があるのか? しかも、使われている

形跡がない。一方、扉の左側にはハウス内に出入り出来る広い空間が

ある。地面にある車の轍でその事が判る。何故、ハウスはビニールで

覆われていないのか? ハウス内に植えられている「植物」は何か? 

疑問は尽きない。この写真に写っている物だけを見ても、ここに至る

までの農家の「葛藤」が見て取れるような気がする。手前右側に植え

られている植物と、ハウス内の植物は同じように見えるから、ハウスの

意味は見出せない。もしかしたら、このハウスの扉が作られた頃、

農家にとって今よりずっといい時代だった事を彷彿とさせてはいない

だろうか? 私が感じた違和感は、時の経過がもたらしたものだったの

かもしれません。