題詠:稲妻 2006-07-23 | poetry 稲妻 あたしは雷が怖い ピカッと光って もの凄い音がするまで 待っている間もドキドキする あなたはそんなあたしを笑って 身体の奥まで攻め立てる 大声を挙げてもだいじょうぶだよと 敏感になっている耳元にささやく あたしは言い訳をもらって あなたにしがみついていく 稲妻が照らし出す肌は ねっとりと汗ばんでいる すごい雨が降って来たね 指の動きから注意をそらすような あなたの言葉は あ . . . 本文を読む