題詠:白夜 2006-09-17 | poetry 白夜 夢の中のあなたは 少しさみしそうな顔をしていた 何か言おうとしていたのに 明け方の冷え込みのせいで あたしは目が覚めてしまい 窓を明けて外を見る 夏至の頃には北欧では 陽は地平線の上をブランコのようにかすめ 妖精たちが森のあちこちに見え隠れして 恋をしなきゃいられない気分になるんだって でもさ、別にいいんだよね 白い風が秋を色づかせて 長い夜がとまどいをせつなさに変えたから 今 . . . 本文を読む