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GWなのである。ヒマである。しかも暑い。ここまで1か月以上週6日という仕事でもやらないようなペースで記事を書いてきた。頼まれもしないのに。これから来月9日までヒマなんであるからもっと書けそうなものであるが、そういうものではない。精神が弛緩しておるので、手抜きがしたくなる。わざわざ調べたりせずにそばにあるもので済ませたくなる。よって、てぬきそば始めましたなのである。ついでにふだんの「です、ます」も抜いておく。この方が偉そうで、手抜きと見えぬかもしれんという魂胆もある。自分で言ってしまっては、いわゆるバレバレである。
さて、何を書くか。今やってますとか言って、ここで終わりにしてしまうという名案も浮かんだ。にやりとしながら目を上げると、ふと本棚が目に入る。文学書、哲学書、高尚な本が並んでいたのは既に往時茫々、今や大量のCDと少々のDVDによってディスク棚になっている。おお、そう言えば拙のブログの訪問客がCDの並べ方なんぞを披露されておられた。誰だろう、やい面倒だ。諸兄のご教示を待つ。
拙の並べ方は作曲家のアルファベット順である。タワーレコードと同じであるが、あそこほどはない。何枚だ?などとお経のようなことを訊く向きもあるかもしらんが、知らん。100枚よりは多く、1,000枚はない。タワーレコードには魔物が住む。要領悪くうろうろしているとだんだん頭が熱くなって、負けが込んだばくち打ちのようにどんどんCDを買ってしまう。買うのは我が国の財政問題と同じで、気にしなければいいが一通り聴いてしまうと、これをディスク棚に入れなくてはならない。適当にずらして間に入れなくてはならない。いつもため息が出る。適当に入れればいいじゃないのという家人の声がする。愚劣な意見である。適当にというのは、無秩序にということを換言したにすぎない。そんなことをすれば、先日失敗したように同じCDを2度買いするという演奏家の親戚のような事態が頻発するのは火を見るよりも明らかである。
さて、何故作曲家の名前というのはこうも偏っているのか?BはBach、その息子のCPE、JC、JCF、WF、Bartok、Bax、Beethoven、Berlioz、Berg、Berio、Berwald、Biber、Borodin、Boulanger、Boulez、Brahms、Britten、Bruch、Brucknerと名前だけでもうんざりだが、三大Bとかの大物も多いので分量も半端ではない。手元に余裕があって高額納税者の諸兄にはもっといるぞという方もあろう。現物を送付していただければ大いに参考になる。諸井誠はぼくのBBBとかなんとか、成績が芳しくなかったのを歎ずるような題名の本を書いているが、Brahmsの代わりにBartokを入れている。どっちにしても無理がある。ビートルズだとか言う人もあろうが、あれはTheがついている。
次の山はMである。Mahler、Massenet、Mendelssohn、Messian、Milhaud、Mompou、Monteverdi、Monte、Mozart、Morales、Mussorgskyとくる。ここもMahlerとMozartがかさばっている。そうか、エウレイカ。さては大作曲家を慕って集まってくるのであったか。Mahler、Mendelssohnと並んでナチス・ドイツに3Mとして排斥されたMeyerbeerがいないのは残念である。
MとくればSがないと収まらぬ。しかし、Sは鬼門である。日本語ならしゃ、しゅ、しょであるところが、スペルがいろいろだからである。Saint-Saens、Satie、Schoenberg、Schubelt、Schutz、Scriabin、Shchedrin、Shostakovich、Sibelius、Smetana、Spor、Stamiz、Stanford、R-Strauss、Stravinsky。Sの作曲家のときにはABCの歌を歌うことにしている。
逆にないのがA、N、Q、U、Xである。Aがないのは意外だった。タワーレコードで買うときに隣がBachなので目移りするのか。だいたいはあの作曲家のを買えばと見当がつくが、UとQはわからない。これがいいぞというのがあればご一報願いたい。
手抜きのつもりがCDを出してきたりして結構大変だった。次回はもっと楽なものにするよう精々努力するので、ご寛恕いただきたい。
みんな一度はやり始めるけれど、すぐにギブアップする作業ですね。
私はCDは積み上げるものだと思っていますが・・・
足らない分を補いましょうか?
D.Avshalomov: Piano Concerto ちょっと笑っちゃう曲
M.Nyman: Where the Bee Dances ヒーリングには良い曲
R.Quilter: Where the Rainbow Ends メルヘンチックな曲
Usandizaga: High in the Mountains かなり素敵なオペラ
補足ありがとうございます。すごいですねー。さすがです。
Aはアルビノーニ、Qは(後から気がつきましたけど)クヴァンツくらいだと思いますけど。
外国の電話帳を見てるみたいです。特にUsandizagaって何人ですか?名前が無調してますw
Jose Maria Usandizaga (1887-1915)
Born in San Sebastián, the Basque composer José Maria Usanizaga studied there, before moving to the Schola Cantorum in Paris, where he was a pupil of Vincent d’Indy, and, as a pianist, of Gabriel Grovlez. In Spain once more from 1906 he won success with his works for the stage and a number of other works, before his early death from tuberculosis in 1915.
Stage Works
Usandizaga’s folk-opera Mendi Mendiyan (High in the Mountains) ames use of a Basque pastoral story and melodies of Basque derivation. He won greater contemporary success with Las golondrinas (The Swallows), given in Madrid in 1914 as a zarzuela, but later arranged as an opera by the composer’s brother, who also completed the lyric drama La llama (The Flame).
Instrumental & Vocal Music
Basque linguistic and cultural traditions lie at the heart of Usanizaga’s instrumental and vocal music, which includes a Basque Rhapsody, a Quartet on Basque folk themes and a Basque-French Rhapsody.
Aはアルカンだとスマートなのに。あとアイブス、アレンスキー、アルベニスあたりは有名所で、極めつけの有名人は芥川也寸志。
いかがざましょ。(^w^)
オホホホだなんて、こわいです。危ないです。
アルカン、アルベニスはいいとして、アイブスってIves以外にいたとは。……
芥川……図書館で借りて聴いたことはありますが。
アグリコラ、アーノルド、アラン、アランバリ、アルヴェーン、アンタイル、アンチエータ、アッテルベリというところでどうでしょう。ヤケクソぢゃぁ。
ちょっと悩むのはルロイ・アンダーソン。やっぱりLかなぁ(*^_^*)
それで、CDの入手可能な人は誰なんでしょうか?さらに、聴く価値のある人は?……なんせ可処分所得が低いもので。
Leroy Anderson 私の持っている三省堂の作品名辞典では「あ」で出てました。いつもフルネームなのは、pops系だからですかね。
アグリコラ 蘭 1446-1506 世俗作品集
アーノルド 英 1921- 交響曲1-7番
アラン 仏 1911-1940 オルガン作品集
アランバリ 西 1902-1960 管弦楽曲
アルヴェーン ス 1872-1960 交響曲
アンタイル 米 1900-1959 交響曲・バレエ
アンチエータ 西 1462-1523 ミサ
アッテルベリ ス 1887-1974 交響曲・VnCon
どれもCDは入手可能、試聴はNaxos.com
夢さんの曲の好みはようわからんから勝手に聴いて。
演奏家ですか。やはりご自分の関心の向き方で整理するのがいいんでしょうね。こだわりが拝察されます。
私の場合は……どうも何のポリシーもなかったようです。最初の頃は評論家の先生のご託宣に従っていたのですが、違いがわかんないし、店頭になかったりで。たくさん、安く、手軽に買えるものを追求wしてます。