先日、ピアノをやってる旧来の友人と会った時に「日本人なんだから日本人作曲家を積極的に取り上げるようにしている」と言っていた。
この前のブログで中世から21世紀の音楽まで全部聴くつもりと書いておきながら、CDが少なくて高いから日本人作曲家のはほとんど持ってなくて忸怩たるものがあった。
だいたい評価の定まっていない最近の曲を買うのは勇気がいる。
野平一郎が作曲した室内楽のCDを買った時は2,400円もして、清水の舞台から飛び降りるつもりで買った。
たくさん聴こうとする以上、安いのが一番で、クラシックを聴き始めた頃に名盤と言われてたものが今では1,000円から1,500円、いやいや10枚とかのハコモノ(意味違う?w)で同じくらいの値段なんてのもザラにある。
クラシックのCDの価格破壊はすさまじいものがある。
録音が古いから安いと思ったら大間違いで、ナクソスが出した日本人作曲家シリーズの伊福部昭を持ってるけど、2004年の録音だった。
マイナーレーベルか、外国の志のあるレーベルしか日本人作曲家を相手にしていないということ。
メジャーレーベルは現代音楽や日本人作曲家は売れないと決めてかかっているのだろう。
あるいは素人はバヘハモベシュショブブマ(バッハからマーラーまで途中はクイズw)くらいしかわからんだろうとなめているのかもしれない。
だが、ビジネスとして考えてもそれは時代遅れで、間違っている。
今はマニアックなものがウケるのだ。
ブル8を何十枚も持ってたり、かの「クラシック音楽作品名辞典」の初版(1993年)には名前も載っていない作曲家のCDをせっせと集めたりしてる人がいっぱいいる。
いい悪いは別にしてというか、人の勝手である。
アイドルまがいの若手ですくい取れる人数はたかが知れているだろう。
ましてや今さら「のだめ」なんてだめねぇ。
だから、いつまでもグールドあたりに頼った商売をやってるのかなと思う。
ここまで言うとどこのレーベルの話かバレバレ。
昔はグラモフォンとかレーベルで選んだ人もあったかもしれないが、今はナクソス以外にはないだろう。
なんだか韓国メーカーに惨敗したテレビと同じような話になってるが、マイナーレーベルから音源を買って、日本人作曲家の作品をこれでもかというくらい大量に安く出すのが正しい。
バカじゃないかと思われるくらいじゃなきゃ成功しない。
グールドを売るんだったらぼくならこうする。
新旧両方のゴルトベルクを1枚のDVDかBDに入れて、1つの変奏ごとに交互に聴けるようにする。
映像では楽譜をカラオケの歌詞みたいにどこをやってるかわかるように見せる。
旧盤の演奏と楽譜がシンクロするiPhoneのアプリは数百円で売ってて、なかなかおもしろい。
その上にチェンバリストと作曲家(もちろんどっちも日本人)がコメントをつけてニコ動みたいに流す。
つまり徹底的に彼の演奏をアナリーゼさせる。
楽譜が見えなくなるくらい思う存分書き込んでくれ。
邪魔なら消せばいい。
FMfan(なつかしいなぁ)で諸井誠がグールドについてなんやかんやと書いてたが、あんなんじゃあ今の人間は満足しない。
ここまで考えて演奏してるのか、楽譜を読むとはこういうことかとプロのすごさを見せてくれればチェンバリストや作曲家のCDも売れるというコバンザメ商法。
いや、それをまた別の演奏家や作曲家があれこれ突っ込んで…というマルチ商法w
賄い飯を喜ぶような人も多いからいいんじゃないかな。
おまけはいろいろ考えられるけど、グールドの鼻歌を消したヴァージョンがよろしい。
引き算がおまけというのが今の時代にふさわしい。
この前のブログで中世から21世紀の音楽まで全部聴くつもりと書いておきながら、CDが少なくて高いから日本人作曲家のはほとんど持ってなくて忸怩たるものがあった。
だいたい評価の定まっていない最近の曲を買うのは勇気がいる。
野平一郎が作曲した室内楽のCDを買った時は2,400円もして、清水の舞台から飛び降りるつもりで買った。
たくさん聴こうとする以上、安いのが一番で、クラシックを聴き始めた頃に名盤と言われてたものが今では1,000円から1,500円、いやいや10枚とかのハコモノ(意味違う?w)で同じくらいの値段なんてのもザラにある。
クラシックのCDの価格破壊はすさまじいものがある。
録音が古いから安いと思ったら大間違いで、ナクソスが出した日本人作曲家シリーズの伊福部昭を持ってるけど、2004年の録音だった。
マイナーレーベルか、外国の志のあるレーベルしか日本人作曲家を相手にしていないということ。
メジャーレーベルは現代音楽や日本人作曲家は売れないと決めてかかっているのだろう。
あるいは素人はバヘハモベシュショブブマ(バッハからマーラーまで途中はクイズw)くらいしかわからんだろうとなめているのかもしれない。
だが、ビジネスとして考えてもそれは時代遅れで、間違っている。
今はマニアックなものがウケるのだ。
ブル8を何十枚も持ってたり、かの「クラシック音楽作品名辞典」の初版(1993年)には名前も載っていない作曲家のCDをせっせと集めたりしてる人がいっぱいいる。
いい悪いは別にしてというか、人の勝手である。
アイドルまがいの若手ですくい取れる人数はたかが知れているだろう。
ましてや今さら「のだめ」なんてだめねぇ。
だから、いつまでもグールドあたりに頼った商売をやってるのかなと思う。
ここまで言うとどこのレーベルの話かバレバレ。
昔はグラモフォンとかレーベルで選んだ人もあったかもしれないが、今はナクソス以外にはないだろう。
なんだか韓国メーカーに惨敗したテレビと同じような話になってるが、マイナーレーベルから音源を買って、日本人作曲家の作品をこれでもかというくらい大量に安く出すのが正しい。
バカじゃないかと思われるくらいじゃなきゃ成功しない。
グールドを売るんだったらぼくならこうする。
新旧両方のゴルトベルクを1枚のDVDかBDに入れて、1つの変奏ごとに交互に聴けるようにする。
映像では楽譜をカラオケの歌詞みたいにどこをやってるかわかるように見せる。
旧盤の演奏と楽譜がシンクロするiPhoneのアプリは数百円で売ってて、なかなかおもしろい。
その上にチェンバリストと作曲家(もちろんどっちも日本人)がコメントをつけてニコ動みたいに流す。
つまり徹底的に彼の演奏をアナリーゼさせる。
楽譜が見えなくなるくらい思う存分書き込んでくれ。
邪魔なら消せばいい。
FMfan(なつかしいなぁ)で諸井誠がグールドについてなんやかんやと書いてたが、あんなんじゃあ今の人間は満足しない。
ここまで考えて演奏してるのか、楽譜を読むとはこういうことかとプロのすごさを見せてくれればチェンバリストや作曲家のCDも売れるというコバンザメ商法。
いや、それをまた別の演奏家や作曲家があれこれ突っ込んで…というマルチ商法w
賄い飯を喜ぶような人も多いからいいんじゃないかな。
おまけはいろいろ考えられるけど、グールドの鼻歌を消したヴァージョンがよろしい。
引き算がおまけというのが今の時代にふさわしい。
分析好きなマニアックな人向けってウケそうな気はするけど数的にはどうなんでしょうね。この間私ともうひとりの作曲家の先生とで、同じ曲でも視点を変えると、ていうアナリーゼ漫談みたいなのやったらウケましたよ。もちろん、私がボケだけど
漫談は一人でやるものですから、漫才でしょう。ウクレレでもできるんだから、ピアノでやってもおもしろいかもしれません。ジョン・ケージなんか合うと思いますよ。