たまたまネットでこの画像を見かけて、居ても立ってもいられなくなって、と言うと誤解されそうですが、まあとっても見たくなって日本橋のギャラリー・ショウってところに「納涼現代アート展~今年の夏はエロス祭りで~」を見に行って来ました。高島屋の前の道を京橋側に少し行ったところで、ビルの脇から地下に入るんでちょっとわかりにくいです。行き過ぎて青木繁の「海の幸」とかやってるブリヂストン美術館まで行っちゃいましたが、元々そんなつもりはないので入らないで初志貫徹です。カレーを食べたいって思って出かけちゃうと修正が効かないのと同じようなものですか。
とても小さなギャラリーで入場無料、30ほどの作品が飾ってあるだけで、ほとんど他のお客はいません。思う存分ヌードを見ることができます。少しだけ絵画がありましたが、目立つのはGuido Argentiniと荒木経惟の写真です。
このArgentiniの"Tereza with Latex Gloves in a Bathroom"は1m×1mの大きさで見ると焦点はどうも蛇口辺りにあるようでした。そう気づくとなんとも官能的な形で光っていて、石鹸や裸電球も何やら意味深に見えてきます。それはウソで、Terezaのお尻やチェーンや手錠(?)、何よりその目が気になっているわけですが。……これは98年の作品ですけど、私はもっとレトロな感じがしました。
こっちの"Linda Sitting on a Broken TV"は05年のカラーの作品ですが、やっぱりレトロっぽさがあるようです。エロティシズムは全く感じなくて、場末のモーテルでの娼婦と古びたテレビをめぐる物語を考えてもいいでしょうし、テレビがこれから映し出すものを想像してもいいでしょう。……彼の作品はたぶん女性にも受け入れられるもので、例えば小粋なバーや美容院に飾れば似合うような気がします。
アラーキーのは局部がそのまま映ったSM写真と言えばわかりやすいでしょう。というか、あんまり彼の作品を見たことはないんですが、それでもあのどこに焦点があるのかはっきりしない粒子の荒れた写真はわかるのとわからないのと落差が激しくて、今回のはかなりわからない方でした。
で、この展覧会はギャラリーで行われたものなんで、作品は販売されています。確か85万円の"Tereza"を始め、Argentiniの作品には赤いマークがついているのが多かったように思います。アラーキーのはすべて非売品でした。高いか安いか、値がつくかつかないかは私にはわかりませんが、ヌード自体がネットでいくらでも過激なものを見ることができるんで、スケベ心で見に来たんじゃないっていう言い訳はできそうに思いますw。
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ノリタン10万アクセス突破記念アンケートやってます。
なんかいろんなものがあるサイトです。
なんかいろいろしゃべります。
その温泉で見たのって素のですか?……それはかなり納涼ですね
フィットネスクラブでも「あんたがそれを着るか?」みたいなのをよく見かけるので想像はつきますし、それで十分です
いや、でも美しいですね!
数日前に成り行きで温泉に行ったのですが、そこで庶民的な方々のヌードを久しぶりに目にしていろいろ思うところもあったりしたところなので?余計に美しさが…
あ、でも男性の場合は庶民的なヌードをたくさん見る機会って普通ないんだろうから、また感覚が違うかもですね。