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昨日、HMVを覗いたらaikoのニューシングル「雲は白リンゴは赤」が出てたんで、買っちゃいました。今日が発売日のはずでけど、早いに越したことはないし、初回限定版の方がジャケがかわいいしw。私は性格がケチなのと別に流行ってるときに聴かなくてもいいやって思ってるんで、シングルCDって買ったことがないんですが、アルバムが1年以上出ないから飢餓状態にあったんで。……それと自称ファンとしてはうかつな話ですが、aikoのシングルのC/Wってアルバムに入ってないのが多いってつい先日知ったからです。なにっ?!と思ってaikoのサイトを見て調査wした結果は次のとおりです(①とかは1stシングルとかって意味です)。アルバムのリリース時期との関係も示しておきます。*はDVDには収録されている曲です。
① 「あした」の「I'm feeling blue」
② 「ナキ・ムシ」の「二時頃」*
99.4 「小さな丸い好日」
③ 「花火」の「親指の使い方」
④ 「カブトムシ」の「恋人」
⑤ 「桜の時」の「アイツを振り向かせる方法」と「more&more」*
00.3 「桜の木の下」
⑥ 「ボーイフレンド」の「前ならえ」
⑦ 「初恋」の「脱出」
⑧ 「ロージー」の「キスでおこして」と「あの子へ」
01.6 「夏服」
⑨ 「おやすみなさい」の「ココア」
⑩ 「あなたと握手」の「ゴーゴーマシン」と「水玉シャツ」
⑪ 「今度までには」の「愛の世界」と「あなたの唄」
02.9 「秋 そばにいるよ」
⑫ 「蝶々結び」の「雨の日」
⑬ 「アンドロメダ」の「どろぼう」と「最後の夏休み」
⑭ 「えりあし」の「バスタブ」と「ふたつの頬花」
03.11 「暁のラブレター」
⑮ 「かばん」の「猫」と「テレビゲーム」
⑯ 「花風」の「洗面所」と「ポニーテール」
⑰ 「三国駅」の「ハチミツ」と「小鳥公園」
05.3 「夢の中のまっすぐな道」
シングルを買った人に損したって思わせないための彼女のやさしさだと素直にかつ強固wに思いますね。それはともかくこれらのうち「more&more」「キスでおこして」「あの子へ」「ハチミツ」はインディーズ時代の曲だそうです。するとシングル「ロージー」はすべてインディーズ時代の曲なんですね。……ついでにその後のシングル収録曲を挙げて、たぶん今年の秋くらいには出るニュー・アルバム収録曲との関係をチェックできるようにします。
⑱ 「キラキラ」「ある日のひまわり」「より道」
⑲ 「スター」「蝶の羽飾り」「こんぺいとう」
⑳ 「雲は白リンゴは赤」「シーソーの海」「まつげ」
アルバムとDVDをぜんぶ買ってても聴いてない曲がこんなにあるとは驚きました。……かと言って、シングルをぜんぶ大人買いするほど金銭的に大人でもないしなぁ。未収録曲を集めた裏ベストでも作ってくれないかな。
そうそう、「雲は白リンゴは赤」の話でした。まだ1回しか聴いてないからなんとも言えないですし、何回も聴いてると変わってくるんで今は言わない方がいいと思うんですけど、aikoらしいブラスがにぎやかなpopな曲ですが、高音が初期に比べると苦しいです。やっぱり。それよりは「まつげ」の歌詞がすごくよくて、じーんとしちゃいました。これまたやっぱりaikoは私の詩の先生です。アルバムに入れないでねw。
さて、お次はブーレーズのピアノ・ソナタ3曲をPaavali Jumppaneが弾いたものです。aikoとBoulezだなんて、どっちも音楽ですっていう以上には、なんの関係もないでしょう。お互いの曲を聴いたことがあるとも思えないしw。私も無理に共通性を見つけたり、つながりをつけたりするつもりはありません。
ただ昨日、aikoのCDを買った帰りにバスの中でブーレーズのピアノ・ソナタを聴きながら、こりゃわからんわ、音を聴いただけでピアノの指の運びが想像できて、音符が目に浮かぶような、aikoのファンの1/10,000(言いすぎ?)くらいの人しか理解できないだろうなって思って、ぼんやりしていました。音楽が本と比べていいところは、いくらわかんないものでも聴くことができるところです。一応は。
ところがその強いアタックが外の変な物音と重なってぞくってした途端、いきなりその音楽の中に入ったような気になりました。ぶつかってくる音の只中にぽつんと置き去りにされたような。音のつながり、意味がひしひしと迫ってきます。じわじわ、びくびく。こんな皮膚感覚的なことをねらって作曲したとは思わないですが、鑑賞するものから体験するものになってしまうとこわいとか、不安だとかそういう言葉を使った方が実感に近いようです。
今朝続きを聴いたらやっぱりわかんない向こう側の音楽になってたんで、ちょっと安心しましたw。……現代音楽の中のほんの少しの例外的に優れた作曲家の作品は、音楽における「わかる」という意味について反省させてくれますね。
え?タイトルの意味はなんなんだ?ですか。……特に意味はありません。音階を弾いてもそれだけじゃあ意味がないのと同じですw。
本人も「そんな曲だったんだ~」て思ってたりして。
高音苦しい?そりゃ問題ねー、これからでしょうが。
最近編み出したコメント分割方式でした。
① ブーレーズに限らないけど、わからん系の現代音楽のピアノ曲ってどうやって聴いてます?
② 新曲を昔のaikoの伸びのある高音で聴く方法ってないでしょか?
わからん系のは聴きに行く、というよりは体験しに行くというのがいいでしょう。
そうすれば少なくとも指の動きは見えるしねっ。
ヘッドフォンの中からの親密な空間からも似たような体験ができるのかも、という気もしますが確率はナマよりは低いでしょう。
夢さんが皮膚感覚を感じた、ということは運がよかったんじゃないでしょうか。
でも私はわざわざそういうものをメインに聴きに行くことはないですけどね。
その2
ひいきのひきたおしフィルターを通す意外にないんじゃないでしょうか。
それとも使用前、使用後を聴かせてくだされば、何がいけなかったのか、お姉さんがを診断してあげましょう。
でも最近聴いたことないからエラそうなこと言えないので、うちの女子たちがそのうち気が向いてCDレンタルしてくるのを待つ事にしましょう。
やっぱひいきの引き倒しですか。そうじゃないかなって思ってたんですが。……目から落ちたウロコを耳につけてみますw。