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夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:虞美人草

2006-05-14 | poetry


   虞美人草

コクリコは恋人同士のようにうなずき合い
アマポーラは燃える想いを歌う
離さないでこの手を
あたしの名前を呼んで
たとえ今日が最後の日だとしても

ひなげしは海からの風に可憐にゆれ
ポピーは妖しい幻想にいざなう
潮が満ちている間に
あたしと行きましょう
いつまでも変わらない世界に

虞美人草は遠い過去を物語り
血のように美しく咲く
もう時間はないの
あなたが望むことなら
あたしは受け容れてあげる



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2 コメント

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あっ (いちご)
2006-05-16 02:56:16
私、この詩すごくすごく好きですっ!

なんだか静かなの。だけど、思わせるものがあります。やっぱり最後が素敵。。。

いいですね・・・・こういう詩がかけるなんて。。。

余韻に浸ります
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いえいえ (夢のもつれ)
2006-05-16 09:21:09
上の記事に書いたようににわか仕込みの知識で、拵えたものなんです。。



で、まとまりもよくないなあって思ってますが、読んだ方がいろいろと想像するきっかけになってればうれしいですねw。
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