夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

初雪や ホリエモンは 見れたかな

2007-03-16 | news
今朝のニュースで初雪が降ったって言ってましたけど、7時半頃窓の外を見ても降っていませんでしたし、8時半過ぎに都心を歩いてても雨がパラついているっていう程度でした。

東京地裁の上の方にはヘリコプターが4、5機ぐるぐる回って、1機だけ低空に行くというやり方になっていて、蜂のダンスのような感じでした。「ああ、ホリエモンの判決だからな」って気づいて、いつもながらのことですが、上空から判決の内容が聞こえるわけでもないのにマスコミって地球に優しくないなって思いました。

この判決の今後については別のブログでノリタンに語ってもらいますwが、私(夢のもつれ)としてはどうでもいいって思っています。彼の時代、ホリエモンという社会現象は終わったと思っているからです。ホリエモンも村上世彰さんももう世の中を動かしたり、多くの人に影響を与えたりすることはないでしょう。異論はあるでしょうけど、それは見方、考え方の違いだし、こんな予言めいた話で議論するのはくだらないでしょう。

それよりは私としてはニーチェにならって「神は死んだ」っていうことを言いたいですね。「あんな人が神だなんて」って言う人がたくさんいるでしょうけど、ちょうど2年前に私がホリエモンの批判をした頃は、わけもわからず彼の一挙手一投足に喝采を送っていた人がたくさんいました。景気の回復がまだ十分じゃなく、閉塞感みたいなものがあって、それを彼らが打破して、将来に希望を抱かせてくれる、そんなふうに思われてたような気がします。……なつかしいですね。諸行無常って言葉がいいのかな。今だって格差社会とか言われてて、そんなに状況がよくなってない人も多いでしょうけど、まだら模様のバブルになって、彼らみたいな「神」はもう必要ないんでしょう。フロイトが言ってたと思いますが、用が済んでしまえば神は殺される運命にあるんです。残酷なようですが、神話とはそういうものです。現代に神話なんか関係ないと言われるでしょうが、それは自分の心をちゃんと見ていないだけです。

イエスが処刑されて始めてキリスト教は始まりました。聖書を読む限りいつも頼りなくて、イエスが逮捕されると逃げ回っていた弟子がイエスの昇天後、命がけの布教を行っていきます。……リクルートの江副さんの門下生にはたくさん起業家がいるそうです。彼はリクルート裁判で社会的には「殺されて」しまったわけですが、多くの種を残したということでしょうか。将来、ライブドアからはそういう麦の穂は出るんでしょうか。



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2 コメント

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神様なのか、 (ぽけっと)
2007-03-18 00:45:38
革命家なのか、いずれにしてもその人が自分の中にさらなる神様を持っているかどうかで、麦の穂が出るか出ないか、ということがあるような気がします。

神は殺されて、そして民衆は残るって何かどっかであったなあ、て思ったら「七人の侍」でしたw

難しいのでいつにも増してとりとめのない独り言ですw

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いえいえ (夢のもつれ)
2007-03-18 21:22:02
そんなむずかしい話はするつもりはなくて、筆(キイボードの?w)の勢いで「一粒の麦もし死なずば」っていう聖書の言葉を使ってしまいました。……この言葉は要は「自分の後に続くものを信じて自分を捨てなさい」って言ってるわけですが、個人的にはタチの悪いプロパガンダだって思ってるんですよねw
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