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夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:夜景

2006-11-13 | poetry

   夜景

海岸線に沿って
夕陽から逃げるように飛んで
飛行機は帰って来る
無数の光が集まる東京に

光の一つ、一つに人がいて
働いたり、遊んだり
話をしたり、ため息をついたり
何かを探すように見入ってしまう

湾の両側にあいさつするように
旋回してくると
飛行機はもう地上に近づいて
あたしたちを夜景の中に溶かし込む



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4 コメント

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ほんとに (ぽけっと)
2006-11-14 00:37:55
機上からの着陸前の夜景には不思議な心持ちにさせられますね。機内の他の人々の気持ちも何となく同じじゃないかな、と思われるような雰囲気も感じます。飛行機でさえそうなのだから、宇宙に行く人たちが哲学者になるのもさもありなん、と思いますね。

「星の王子さま」の中で王子さまが地球にやってくるときに、電気が発明される前にはそこには462511人の点灯夫がいて…というくだりがあっていつも目がくらむ思いがするのですが、サン・テグジュペリも夜間飛行の最中、きっといろいろな幻想のとりこになったんでしょう。
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夜間飛行って (夢のもつれ)
2006-11-14 17:07:50
いう作品もありましたね。。読んだはずですが、内容はすっかり忘れてしまいました

それよりは昔のFMでジェットストリームっていう番組の城達也さんのナレーションを思い出します
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綺麗ですね (いちご)
2006-11-17 12:01:24
わざわざ見ようとか思わないのですけど
夜に着陸するときにちょっと外が見れたり
窓際だったりするとじいっと見入ってしまいます。
そういうときに横に好きな人でもいればもうちょっと
小粋なイメージをかけたかもしれませんw
がんばってみます
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小粋ですw (夢のもつれ)
2006-11-17 17:42:40
もの思いにふけったような表情で夜景を見ている。。い~ですね。
実際には晩ご飯に何食べようかって考えててもいいんじゃないかと。まつ毛がふるふるとゆれてればw。
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