四月の日暦を二枚捲ると、、、、
蕗の薹が待てましたと、、、、
葉衣を微笑みに変え
剥いで行く
身も心も優しさに包まれたふる里
ふと眺めて見るテラスの窓
暇を持て余している雲の過程を
ポエムにして見ました
四月の雲
四月の雲は
テラスの窓でのんびりとして
余裕の無い私には
一服の時に飲む珈琲のような
いい労いになる
今迄頭上に浮かんでいた雲が
急に動きだす
゛お~い゛
゛何処え行くんだー゛
空気みたいな奴が
今日も自転車を漕いで
゛お~い゛
出窓で雲の尾っぽを掴んでいる
病夫を意識する
泣きじゃくりながら
追って来る吾が子を突き離し
゛着いて来るんじゃないの゛
私だって、、、、
夫の大きな背中に
隠れて見えない日々に
゛暇が欲しい、、、、゛
私も貴方と同じ身の上
昨日も今日も
゛否だ否だの拒否の日々を゛
強引に口を押さえて過ごす
このつまらなさ
時には土手でくすくす微笑んでいる
蕗の薹の群れに触れてみたくなる
私もテラスの窓から
雲の行方を
゛お~い゛何処へ行く
追ってみる
生き物の 助け合い、、、、人生の育み
この世にピッタリですね゛
飽食主義からなかなか抜けきれない
解かっているようで解からない事゛
こんな筈では、、、、計算違いの朝になる(^-^)
又辺りは初冬の景色