季節は飛び出して来てびっくりさせる(^-^)
゛乾く舗装に足取り軽く新しきスニーカーの紐解けて行く゛
固く結んであったスニーカーの紐
新芽が大空を仰ぐよう季の出会で緩んで行く
゛春の息吹を抱えし吾れのエコバックから大根が(^-^)を出す゛
私のエコバックから青菜が顔を出し雪解けを主張している
季は捲って行く
゛歯に沁み込みしキリマンジャロの珈琲に山の残雪ほろ苦し゛
ヒュテで飲んだあの日の冬山
懐かしいふる里が見えて来る
゛信号赤に躓く足もひと休み視線は春へ向き直り゛
あ々疲れたとひと冬潜る重圧を
心は春へ傾けて
信号の前でひと休みする
゛孫のジャンバーはチャックを外し風に吹かれぬ解放感のかざ車゛
逆風にも上手に廻っている孫のかざ車
ある日のコンサートホールからの
若者の片方だけのイヤリングが
自己主張して
今日のポエムに繋がりました
゛自己主張゛
コンサトールホールからの
少し気になる
若者の
片方だけのイヤリング
天秤に掛けた傾き加減の
無くしたあの日
捨てきれず
もう片方を耳に飾って
新しい時代にアレンジして行く
追憶と新風
コンサートホールは片方だけの空間
アンバランスさが時代を未来へと
若者の心を
危なげに怪しげに
あの日の憧れのミュージシャン
求めて行くものを自己主張する