夏は駆けて行く
暑に凌いだ夏は
サントハマミ~
軒に吊るした
色褪せた風鈴の音色
陽に焦げたレースのカーテン
窓辺は暑への労い
初秋の風が心地よく吹いてきます
先日街に出た時に買って来た
誰にも書く宛ても無い
残暑のハガキ5枚程が
秋の入り口で彷徨っている
ふと目を擦ると
ポエムで学んだ頃、、、、、
人懐かしくて
先生、あの頃の皆さま
お元気だろうか
面影を追って見る
旭川市民文芸
先生からお手本に戴いた青芽
あれからの閉ざされていた
ページをパラパラ捲っいく内に
丁度今の私の心境のような
先生の招待作品に視線が止まりました
富田先生の招待作品
<忘れもの>
なにか忘れて来たような気がする
いや、、、見落としてきたような気もする
こうして日々
なにかを探しながら
なにかを思いだすことすらできない
どこかにあるだろう
いやあるはずだ
そのなにかが
見つかる事を願い
なにかに救われたいとも思っている
今日も
心をしつかりたたんで
日暮れの紅い夕空から
なにかを見つけようと
男は根気よく凝視しているが
なかなか見当たらない
もはや
明日の余滴はわからないが
忘れてはならない
戦争を潜って来られた
先生(^-^)はお若くて
゛文学には老いも廃れも無い゛
青春そのものですね
つたの葉擦れの懐かしいチロルでのあの日
私のハートにさざ波のような音信
波だててきます