今夜息子は、劇場版機動戦士ガンダム3部作を見終えた。
毎日食後に少しずつだったので、約1か月と言うところかな。
見る度に増えてくるモビルスーツ。 何とか全部覚えたみたいだけど。
見終わった息子に 『 スッキリしなかっただろ? 』 と聞くと案の定 『 うん。 』 と返って来た。
息子はカッコいい正義のロボットが悪者をバッタバッタとやっつけていく、そんな展開を予想していたらしい。
勧善懲悪ではないからなぁ。
独立しようとする側と、それを抑えようとする側。
どちらかが正義でどちらかが悪。 そんな単純なドラマではないもんね。
ずっと保管してあった映画の前売り券を見ていた息子は、最後にガンダムが破壊されるのを知ってはいたけど、9歳の子供にとって最初から出ていたロボットが最後に破壊されると言うのは、やはりショックだったみたいだ。
前売り券に描かれているラストシューティングの後、地球連邦軍が勝利してバンザ~イ!と終わるのを想像していたそうだ。
5年後に再び見た時、そして10年後、15年後と大人になるにつれ、段々この映画の解釈が変わってきて、物語の深さを知るのではないのかな。
たかがアニメ。
されどアニメ。
とても30年前の映画とは思えないです。