初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

サオトメカズラとホシノヒトミ   うつくしいなまえ、うつくしいにほんご   

2018-07-15 00:48:14 | 植物の名前

サオトメカズラ      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅 

花も葉も実もうつくしい。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。

原産地  日本、東アジア。

花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。

実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。

 

古からの別名には、

ヤイトバナ(灸花)。

灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。

サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。

早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。

 

また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、

海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。

 

花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、

サオトメカズラ(早乙女葛)。

この美しい花・葉・実にふさわしい、

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。

 

アーカイブ。

6月。

 

 

 7月。

8月。

 

9月。

12月。

 

ホシノヒトミ      東京都江東区

群生し咲く様子を、

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。

 

この美しい花・実にふさわしい、

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

サヨナラ、またね。

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、2~4月。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。