初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ヒナキキョウソウ   風のように   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

2021-06-09 00:01:09 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

パセリの森で、

ヒナキキョウソウが咲きました。

咲く場所は風のように毎年移動して、

好きなとこに。

 

 

 

(雛桔梗草)キキョウ科キキョウソウ属。

北アメリカ原産。1931年に横浜市で確認。

花期、5~7月。花径、1cmくらい。

草丈、40cmくらいに。

キキョウソウは咲き上がっていくが、

この子は、先にひとつふたつ咲き。

たくさんの閉鎖花。

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

 

 

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば。


ハイビスカス ロバツス 、と、クロホオズキ   精霊の守り花      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-06-08 00:01:10 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

やさしい西風に乗ってきた、

精霊の守り花。

 

去年、どんどん成長するから、剪定して、取り敢えずの挿し木。

ところが、元の鉢がなぜか枯れた、が~ん!

幸、取り敢えず挿し木がなんとか生き延びて、咲いた。

でも、あんなに元気なようすからは程遠い・・。

 

マダガスカルは、地図では小さく感じるが日本の1.6倍。

気候も多様で、この花がどの環境なのか不明。

冬、早めに室内が安全かも。

 

 

 

(Hibiscus lobatus)アオイ科フヨウ属。常緑中低木。

原種ハイビスカス。常緑中低木。

原産、マダガスカル(アフリカ大陸の南東海岸沖)。

自然学者の『約束の地』とよばれる聖地。

花期、6~10月(適温であれば一年中)。

花径、4cmくらい。一日花。這性草丈、60cmくらい。

葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。

 

 

アーカイブ。

3月中旬。コゴメホシノヒトミとなかよく。

 

 

8月末。

今日のイノチ。

こんな余裕もあったのに・・。

 

 

 

9月初め。

 

 

 

10月初め。

 

 

10月中旬。

 

11月初め。

 

 

クロホオズキ

 

(黒鬼灯・黒酸漿)ナス科オオセンナリ(ニカンドラ)属。

ホオズキは、ナス科ホオズキ属。

ペルー原産、オオセンナリ(大千成)の園芸品種。

花径:2~3cm。草丈:50~100cm。

開花期:7~10月。

ホオズキ名の由来、頬つき、が訛った、他。

実の紅が人の頬のようだと。

鬼灯は、赤い実が怪しげで、鬼の提灯に例えて。

 

 

アーカイブ。

今年、4月中旬。

オオフタバムグラを蒔いたはずが・・。

で、クロホオズキの鉢から、ミニトマトが発芽。

時空歪んだ!

 

7月下旬。

 

8月下旬。

 

 

10月中旬。


マテバシイ    はるか遠い記憶     東京都江東区都立の森

2021-06-07 00:01:15 | 東京都江東区都立の森

 

熟すのに1年半。

古のヒトにとっては大切な食糧。

豊かな実りにつながる花に惹かれるのは、

はるか遠い記憶なのでしょうか。

 

 

雄花序の中心から雌花序が伸びて、先の方は雄花になっている。

 

雌花。

 

(馬刀葉椎、全手葉椎)ブナ科マテバシイ属。常緑。

日本固有種。房総半島南部以南の沿岸地帯に分布。

花期、5~6月。雌雄同株、雌雄異花。

ドングリはタンニン少なく、そのまま食用に。

熟すには1年半近く必要。

樹高、20mくらいに。

虫がつきにくいことから街路樹等に人気。

名の由来、葉がマテ貝に似たシイノキ、

待てば、シイの実のように美味しくなるという説も。

ドングリ(団栗)は、コマ(独楽)の古名ツムグリがドングリとなった説。

 

 

アーカイブ。

1月中旬。

 

1月下旬。

 

 

6月中旬。

去年できた実と枯れた雌花。

 

 

9月上旬。

 

 

10月上旬。

 

10月中旬。


ドクダミとホシノヒトミ   うつくしい場所で咲きたい    東京都江東区恩賜の森

2021-06-06 00:01:35 | 東京都江東区恩賜の森

 

この子の印象が少し良くないのは、

ヒトしか作れないザンネンな場所でも群生を造って、

そこを浄化してるから。

 

小川のほとり、

もれふるひかりのヒメリンゴやコブシの下、

ホシノヒトミ咲く、ヨシのひかりの森縁。

 

自然が創り出すうつくしい場所。

ホントはこんなとこが好き。

 

うつくしい場所で咲きたい。

 

 

 

 

(蕺草)ドクダミ科ドクダミ属。多年草。

日本、東南アジアに分布。

花期、6~7月。花びらにみえるのは総苞片(そうほうへん)で、

花弁状となり、昆虫誘引の役割を。

シベにみえる部分に花びらのないこまかな花が密集。

草丈、40cmくらいに。

語源は、「毒矯み」(毒を抑える)から。

十薬(じゅうやく)という別名があるように、万能薬。

ゲンノショウコ・、センブリと並んで日本の三大薬草のひとつ。

天ぷら等食用にも。

 

 

 

アーカイブ。

5月中旬。

 

 

 

6月初め。

 

 

 

 

ホシノヒトミ

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。


オオカンザクラ、とカンヒザクラ      遅い、ヒト時計    東京都江東区都立の森

2021-06-05 00:01:29 | 東京都江東区都立の森

 

風までさくらいろに染めたのは、ついこの間だったのに、

なんだかすごく遠い記憶のよう。

今年の花時計は早く、

ヒト時計は遅い。

 

 

 

大寒桜、バラ科サクラ属。

オオシマザクラとカンヒザクラ(寒緋桜)との交雑種の説。

埼玉県川口市安行が発祥。安行寒緋(アンギョウカンピ)とも。

花期、3月中旬~。ソメイヨシノに先駆け。

花径、3cmくらい。半開状で、下を向いて咲く。

樹高、10mくらいに。

さくら名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。

寒は早咲き。

 

 

アーカイブ。

3月初め。

 

 

4月下旬。

 

5月中旬。

 

 

カンヒザクラ

 

(寒緋桜)バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。

正式名、ヒカンザクラ(緋寒桜)は彼岸桜との混同を避けるため使われなくなっている。

別名、ヒザクラ(緋桜)。カワズザクラ、オオカンザクラの親。

花期、1月~2月。花径、2~3cm。ガク(萼)までも緋色。

樹高、8mくらいに。

さくら名の由来、咲く、に接尾語、ら、がついた説が有力。

早咲きで、緋色(鮮やかな赤)の花色から。

 

 

アーカイブ。

3月初め。

 

 

4月初め。