VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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「あの日から」を数えて

2013-09-11 | Weblog
「テン イチ イチ」
という言い方をする2つの厄災がある。

1つは「9.11」
2001年9月11日。
ニューヨークで起きた同時多発テロ。
もう1つは「3.11」
2011年3月11日。
東日本大震災。

あまりの事の重大さに茫然とする出来事だった。
あの日から今日で12年。
あの日から今日で2年半。

あんな悲しい出来事を振り返ることは
傷口をまた大きく開いてしまう行為かもしれない。

傷ついた心のままでは生きていけない。
折角与えられた生を悲しみのまま過ごすのはよくない。
と思うのが一般的だろうけれど、
あまりにも大きな悲しみを抱えたとき、前を向けと言われても容易じゃない。
悪夢から現実に戻ったとき、
その辛ささえもが愛しいと思える悲しみもあっていいんじゃないかと思う。
こんなに悲しむ対象を持った自分は、もしかして幸せ者じゃないかと思えれば思いたい。

9.11で”目には目を”の報復の反動が、
3.11で大陸と海洋のプレートの反動が、
力は一方向ではなく双方向に働くということに
気づかないまま起こったように、
愛情にも執着心という反動がついてまわる。
楽しかったから悲しくなる。
でも悲しみもまた、幸せの一部なのだと思う。

すぐに忘れ去れる悲しみなら、
その大事な存在すら消えてしまいそうで、
切り替えの早いことを良しとするのを良しとしないワタシ。
望んでも望まなくても、
悲しいかな、人間には忘却という才能?が埋め込まれている。

悲しみを作り出す元でもある楽しい日々は
変わることなく過去のひとときに確かに存在するけれど、
どんなに頑張っても、やがて「あの日」からだんだん遠ざかっていく。


ブログの2年前の「あの日」を巻き戻したら、
それぞれの「あの日」が切り取られ保存されていた。
そうだ・・・
カタンドッグ・メタルを取り替えなければ。
2011年9月に初めてこれを装着した。
「信ずるものは・・・」

そしてその効果を期待して出かけた遠足。
関西方面へ居を移したアレンも、
さらに手の届かない高いところへ引っ越したレモンもラブもいた。
あの日から2年なのか・・・。ずっと遠くに感じる2年。
「間違えない、間違いないBBQ大会」

あれ以来、ダニーの被害はなかった2年間。もう2年もたったのか?とこちらは速く感じる。
ダニ除け有効期間は2年のお約束なのだ。
「捕物帳、深夜に至る」

大切なつんちゃの小道具の交替式は本日、9月11日静粛に(寝ている間に)執り行われた。


でも、起きちゃった。
つんちゃが着けていると、なんだかドラえもんの鈴に見える・・・。


ドラえもんの鈴は「猫集めの鈴」というらしい。
ネズミ嫌いのドラえもんの鈴はニャ~ンと鳴るらしいが、
つんちゃのメタルはダニーを集めるのではなく、除けてもらわねばならない。
さて、にゃん(何)と鳴けばよいのだろう???


つんちゃがずっと身につけていたものは、
ワタシの大切な大切な宝物。


コメント
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つっきーの木