
台風20号が小笠原諸島の沖合に向かって北上中らしい。
昨日とは違ってさざ波の経つ今朝の海。
3連休をヨットハーバーの浜辺に通って、
すっかりウィンドサーフィンの風景に馴染んだつんちゃ。
今日は自慢のたれ耳で風向風力の観測をしてみるか?
つん:右見て。

つん:左見て。

つん:も1回、右見て。

つん:良し!

つん:渡るで。

(陰の声:それって、横断歩道じゃないですか。)

つん:ええやん、ええやん。

つん:まずは、位置に着かんと。

やっとたどり着いた、スタート地点。
つん:帆はまだ付いてないけど、スタート地点に着いてホッとしたわ。

(陰の声:おやじギャグでしょ、それ。)

つん:失礼やな~。高尚な言葉遊びやん。


つん:さて、海上の風はど~やろ。

つん:台風、来てる?

つん:ちょっと見てくるわ。

ボーダー:いい風吹いてるよ~


でも、ビギナーには難しいみたい。。。
通りすがりのボーダー:いや、オレはこれから出ていくんだけど。


今日、初めてレスキューのボートが出たのを見た。
沖に持っていかれた人を助けに出たのだ。

つん:そろそろうちの出番?

つん:くるり反転。うちもこれから救助に向かいマス!

つん:高速ターボエンジンにもなるたれ耳で帰ってきました!

つん:このまま離陸できそうや~。
(陰の声:水上飛行艇か?)

(陰の声:で、なんで陸にいるの?)

つん:今日は吹き流しの役目やってん。

つん:聞き耳立てて、

つん:”利き風”やってるねん。

(陰の声:数値で出せるといいですね。つん耳、この角度なら風速何メートルって具合に。)

つん:なんか、ちょっと逆風ちゃうの、これって・・・。

風も強くなってきたので、つんちゃはそろそろ上がり。

到着したときは海水は澄んでいたのに、
少しの間に濁ってきて、みるみるうちに青潮の海の色に変わっていった。

つん:今日はもう帰るわ。


駐車場で、真新しいウェットスーツに身を包んだ3人娘が
「かわいい~~」と声をかけてくれた。
風が出ていてよかったですね、と言うと、
「ええ、上級者にとっては、ね。。。」とちょっと不安そうだった。
レスキューボートは2度目の出動はなかったことを祈る


